コストブログ2 歴史(龍馬伝など高知関連)

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土佐弁講座「のうが悪い」(ver.1.1)

 土佐弁講座「へご」の関連記事。
http://cost-off.seesaa.net/article/139072497.htm


     土佐弁講座「のうが悪い」

 高知の友人のお嫁さんが千葉出身(東京で知り合って結婚)で、だいぶ前になるが遊びに行った時に、お嫁さんが義理の母親(お姑さん)から「のうが悪い」と言われて

「脳が悪いって言われてすごいショック・・。
 そんな頭が悪いってことをストレートに言うの、高知の人って」

と、話していて、県外の人だから土佐弁の「のうが悪い」が誤解されていると思ったので、
慌てて
「あ、違う違うw
 『のうが悪い』の『のう』は、脳じゃなくて機能とか能率の『能』だから(おそらくこれが一番近い漢字)。
 たぶん、機能が悪い=使いづらい、便利が悪いとかそういう意味で、頭の脳が悪いとかじゃないですよ」


「え?そうなの?」

「そりゃそうでしょうw
 お嫁さんにいきなり頭が悪いなんて言わないですよw
 使い勝手が悪いとかで、イスでも座り心地が悪いと『のうが悪い』って言いますよ。
 というか、おまえ(友人)教えてやれよ」

「いやぁ、勘違いして面白そうだから黙ってたww」

「おまえなー」

という会話があった。
 基本、「のうが悪い」は物や状態に対して使うから、人に向かっては言わない。人に対して使うのは「へご」のほう。

 おそらく、何か使い勝手が悪い物(道具など)があってお姑さんが[「のうが悪いねぇ」と言ったのを、脳が悪いのは人=自分に向かって言ったと勘違いしたのだと思う。

 土佐弁は、古い日本語の表現が残っているから県外の人にはわかりづらい表現があるんだけど、ネイティブ(高知出身)だと普通に説明なしで使ってしまうことがある。
大抵はなんとなく通じてるからスルーしてくれるが、「のうが悪い」で真剣に気にしている人がいるとは思わなかった。

~~~~
関連記事:『土佐弁「指詰めた」「ひやい」「ちゃがまる」』
http://cost-off.seesaa.net/article/105286845.html
土佐弁講座「へご」
http://cost-off.seesaa.net/article/139072497.htm

『モスにて(方言話)』
http://cost-off.seesaa.net/article/101943281.html
『毎日かあさん』&九州弁・土佐弁
http://cost-off.seesaa.net/article/124549925.html
『お笑い芸人・ドラゴンエマニエル(沖縄方言話)』
http://cost-off.seesaa.net/article/198052419.html

N条との会話、『歌姫』の土佐弁
http://cost-off.seesaa.net/article/80731050.html
龍馬伝16,17回感想「武田海舟、ジョン万のトータス松本」&土佐弁
http://cost-off.seesaa.net/article/148500534.html
【高知旅行18】塩井の殿、海老蔵公演始末記【弁天座・歌舞伎】
http://costblog2.blog24.fc2.com/blog-entry-886.html

歴史&高知カテゴリー(コストブログ)
http://cost-off.seesaa.net/category/2869212-1.html
歴史&高知カテゴリー(コストブログ2)
http://costblog2.blog24.fc2.com/blog-category-10.html

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tag : 土佐弁 のうが悪い

【大河ドラマ】『花燃ゆ』、伊勢谷友介の高杉晋作と吉田松陰

 今年のNHK大河ドラマ『花燃ゆ』は、女主人公大河で幕末という、これまでのパターンでだと「捨て大河」(観る価値がない出来)の可能性が高かったのに、けっこういい出来で観ている。

 吉田松陰を良く知らなかったのと、伊勢谷友介の吉田松陰が格好良くていい。
吉田松陰
『花燃ゆ』での伊勢谷友介の吉田松陰

 だって、マンガ『お〜い!竜馬』(作画:小山 ゆう)だと、吉田松陰ってちょっとした純粋馬鹿で「若者よ、立ち上がれ~」って泣きじゃくってる描写しかなかったからなあw

 流れ的に『龍馬伝』のちょうど前の長州の話で、この後、安政の大獄で松蔭処刑→朝廷工作で京都で政治的にリードする→攘夷決行→倒幕の流れになる。
 
 司馬遼太郎は、「吉田松陰の死によって攘夷というはしかが伝染した」(記憶再現なので大雑把)という書き方をしている。

 確かに、長州が唯一幕末にあって攘夷の決行と倒幕の姿勢(幕府ぶっ潰すんじゃい!)を貫き通したのは、松蔭の存在と幕府によって殺されたことが実際大きい。
 
 明日の放送から安政の大獄らしいけど、この後、一時的に京都で政治的な主導を取るが、すぐに「ボロボロの長州」というほど悲惨な状況になる。

①1863年8月18日、八・一八の政変(禁門の政変)。京都での政治力を失う。

②1864年6月5日、池田屋の変。新撰組が池田屋を襲撃。

③7月19日、蛤御門の変(禁門の変)。京へ突入した長州軍、幕府と薩摩藩により壊走。
 長州の来島又兵衛(47歳)討死。久坂玄瑞(25歳)ら自刃。桂小五郎、行方不明。
(高杉晋作は、軍を止めようと来島又兵衛を説得に行ったことが脱藩に当たるとして、禁門の変の時は野山獄に投獄中)

④8月5日、下関戦争。英・米・仏・蘭の四ヶ国連合艦隊(17隻)が下関を砲撃。
 同6日、四ヶ国軍陸戦隊が下関上陸。同8日、下関沿岸を四ヶ国軍に占領される。(1863年7月の薩英戦争で、薩摩がイギリスに引き分けたのと違ってボロ負け)。
 同14日、長州代表として高杉晋作と四ヶ国軍との和平交渉成立。

⑤11月、幕府による第一長州征討。
 長州藩主、謝罪の態度を表明し、幕軍の条件(家老の切腹など)を受け入れる。

⑥12月15日、長州下関で高杉晋作が功山寺決起(回天義挙、元治の内乱)。俗論党軍(藩内の幕府服従派)との戦いを開始。
 1865年2月、高杉晋作らが率いる奇兵隊・諸隊が藩内のクーデター戦に勝利。俗論党軍撤退。長州の藩論は倒幕に統一。

上の年表は、過去記事『龍馬伝20-27回感想「土佐勤皇党弾圧その一」&年表1』に詳細あり。
http://cost-off.seesaa.net/article/155404495.html

 その『花燃ゆ』での伊勢谷友介の吉田松陰が好演の効果なのか、過去記事の龍馬伝での伊勢谷の高杉晋作関連記事がけっこうアクセスされている。
高杉 功山寺決起
『龍馬伝』での伊勢谷の高杉晋作
功山寺決起のシーン。

その記事のリンクは以下の通り。
龍馬伝30,32,33回感想「主役を食う配役・伊勢谷の高杉晋作、泰造の近藤勇3」
http://cost-off.seesaa.net/article/159672183.html
龍馬伝34,35,36,37回感想「大泉長次郎退場、薩長同盟~寺田屋騒動、妙ににやけた西郷」
http://cost-off.seesaa.net/article/162404433.html
龍馬伝38,39,40回感想「霧島ハネムーン、小倉口の戦い、青木崇高の後藤象二郎」
http://cost-off.seesaa.net/article/165264603.html
龍馬伝41回感想「さらば伊勢谷晋作」
http://cost-off.seesaa.net/article/165729086.html

 でも、『花燃ゆ』の視聴率は悪いんだよなあ。10%台前半だとか、

 同じく女大河で幕末設定の『篤姫』(2008年大河)は、内容はろくでもない出来だったのに、視聴率は幕末物としては過去10年で最高、全50回の平均視聴率は24.5%だったそうだから、理解に苦しむ。

 だって、最後の鳥羽伏見の戦の戦況が、電話もファックスもメールもない時代に江戸城の大奥に逐一届いて、それを聞いた篤姫が慶喜はどうとかワーワー言ってるんだよwどこの世界の幕末なんですかww

 捨て大河の『篤姫』よか、今年の『花燃ゆ』のほうが面白い。

~~~~~
関連記事:『龍馬伝』6話感想「生瀬松陰」
http://cost-off.seesaa.net/article/140677932.html
龍馬伝8話感想「香川弥太郎」&『猛き黄金の国』
http://cost-off.seesaa.net/article/142027136.html
『龍馬伝9,10話感想&名前に動物の漢字』
http://cost-off.seesaa.net/article/143092204.html

『龍馬伝』主要キャストの扱われ方
http://cost-off.seesaa.net/article/146190664.html
龍馬伝11,12話感想「東洋と武市、容堂」
http://cost-off.seesaa.net/article/144434284.html
龍馬伝16,17回感想「武田海舟、ジョン万のトータス松本」&土佐弁
http://cost-off.seesaa.net/article/148500534.html
『龍馬伝』視聴率(4/19-25)
http://cost-off.seesaa.net/article/150524787.html

龍馬伝21回感想「泰造の近藤勇」
http://cost-off.seesaa.net/article/151701763.html
龍馬伝23-24回感想「泰造の近藤勇2&池田屋事件」
http://cost-off.seesaa.net/article/153262420.html

龍馬伝20-27回感想「土佐勤皇党弾圧その一」&年表1
http://cost-off.seesaa.net/article/155404495.html
龍馬伝28回感想「武市の夢・土佐勤皇党弾圧その二」
http://cost-off.seesaa.net/article/156757432.html

龍馬伝関連「中岡慎太郎(前編)、天誅組の変」
http://costblog2.blog24.fc2.com/blog-entry-228.html
龍馬伝関連「中岡慎太郎(中編)、池田屋の変、野根山二十三士殉節」
http://costblog2.blog24.fc2.com/blog-entry-338.html
まとめて読む→歴史&高知カテゴリー(コストブログ)
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歴史&高知(龍馬伝など)カテゴリー(コストブログ2)
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テーマ : TV番組 - ジャンル : テレビ・ラジオ

tag : 伊勢谷友介 高杉晋作 吉田松陰 大河ドラマ 龍馬伝 花燃ゆ

戦艦長門と兄部艦長

 戦艦長門の兄部(こうべ)艦長の親戚の人の話。
 戦艦長門は知っていたが、兄部艦長(兄部勇次大佐、後に少将)というか艦長は誰一人知らなかったが、偶然知り合いの兄部艦長の親戚の人から話を聞いた。

 山口県では兄部という苗字は旧家として知られているが、他県では珍しい苗字でまず読めない。
親戚の人も同じ兄部の苗字で、東京でケアマネージャーの仕事で寝たきりの90歳ぐらいの老人に仕事で行き、名刺を渡したところ、寝たきりだった老人が急に立ち上がり、

「兄部艦長のお孫さんですか!艦長のお孫さんのお世話になるとは思ってもいませんでした、光栄です!」


と、元気がなかったのにシャンとして軍隊式の敬礼をして、
「自分は若い頃に軍艦長門の乗員で、兄部艦長を見たことがあります」と話したそうだ。
 当然、親戚の人は「孫ではないですが、身内です」と答えると、老人は「お名前を見て当時を思い出しました」と返したという。

 僕はこの話が好きで詳しく聞くと、親戚の人は少しだけ兄部艦長について話してくれた。

 俺は、軍艦長門というと実家に『軍艦長門の生涯』という本があった(読んではいない)ことと、
南方熊楠が和歌山の神島に昭和天皇を迎え、戦艦・長門艦上で紀州の植物について進講したという記述に出てくる戦艦で、天皇が乗るお召艦で、
終戦まで残った数少ない戦艦だけど、最期はアメリカによる原爆実験の標的となって沈んだということしか知らなかったが、

 兄部艦長の親戚の人は、
「身内だからほめるわけじゃないけど、勇次さんは操艦がうまくて爆弾や魚雷をかわして艦の被害が少なかった艦長なんですよ。
 長門は、終戦まで残ってアメリカに接収されて原爆実験の標的にされちゃったけど、2発も原爆食らってもなかなか沈まなかったんだよ」
と言っていた。
 
 後でネットで戦艦長門を検索すると、確かに
「もう終戦と言う言葉が手近に見える頃になって長門の艦長になった兄部勇次さんは、四面楚歌に追い込まれた敵の海域で、長門を縦横無尽に操艦して軒並み魚雷を回避しながら長門を生き長らえさせた」

「兄部艦長は、艦操縦の名手といわれ・・利根時代から米軍急降下爆撃・雷爆撃の猛攻をかわし艦を無傷たらしめた・・戦艦長門でも、
レイテ海戦で、シブヤン海・サマール沖で米軍機の急降下・雷撃の攻撃を受けるがこの猛攻撃を凌ぎ小破被害に留める」
と出た。
参照:http://nf.ch-sakura.jp/modules/newbb/viewtopic.php?topic_id=3589&forum=1&post_id=205442

 軍艦長門は、完成当時の1920年(大正9年)では世界最初であり、かつ最大口径の16.1インチ(41cm)主砲と、当時の戦艦の中では非常に高速である26.5ノット(公試26.443ノット)の機動力を持つ高速戦艦で、
2番艦の「陸奥」と共に各国海軍から注目され、大艦巨砲主義が最盛期をむかえていた列強海軍の熾烈な建艦競争にワシントン海軍軍縮条約による一定の歯止めを与えるきっかけとなった。

 完成後に連合艦隊旗艦となり、第二次世界大戦後に有名になった大和型戦艦「大和」が戦中は存在そのものが極秘だったこともあり、戦前と戦中には長門・陸奥こそが日本海軍を代表する戦艦として国民から親しまれ、太平洋戦争開戦後の1942年2月までは連合艦隊旗艦として連合艦隊司令長官 山本五十六大将が座乗していた。 

 太平洋戦争中は「大和」「武蔵」に次ぐ主力艦として温存され、終戦まで稼動可能な状態で生き残った唯一の日本戦艦である。
右舷最後部には御真影安置室・天皇御座所があり、山本五十六長官すら入室せず、24時間番兵が守衛していた。

 終戦後、1945年8月30日にアメリカ軍に接収され、1946年3月18日にクロスロード作戦(アメリカ軍の核実験)に標的艦として参加するためマーシャル諸島のビキニ環礁へ出発する。

 1946年7月1日の第一実験では爆心地から約1.5 kmの位置し、この時「長門」はほとんど無傷(爆心地方向の装甲表面が融解したのみで航行に問題なし)であった。
 7月25日の第二実験(BAKER、水中爆発)では爆心地から900-1000mの位置にあり、右舷側に約5度の傾斜を生じた。それでも「長門」は海上に浮かんでいた。
 しかし、4日後の7月29日の朝、原爆実験の関係者が「長門」のいた海面を見てみると、既に同艦の姿は海上にはなかった。7月28日深夜から29日未明にかけての夜間に、艦内への浸水によって最後を誰にも見取られる事なく静かに転覆し沈没したものと見られる。

 「長門」が二度被爆してなお4日後まで沈まなかったことは、当時の日本では「米艦が次々沈む中、最後まで持ちこたえた」「長門が名艦だった証拠」「日本の造艦技術の優秀性の証明」と喧伝された。

 現在、「長門」沈没地点はダイビングスポットとしてこの地の貴重な観光資源となっている。しかし、核実験の放射線の影響のため艦体に直接ダイバーが触れる事は許可されていない。沈没状態とはいえ、ビッグ7の中で現存しているのは「長門」だけである。

参照:Wiki「長門(戦艦)」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%95%B7%E9%96%80_%28%E6%88%A6%E8%89%A6%29

 ちなみに兄部家は、中世の宮市にできた合物座[あいものざ]という組合を取りしきっていた家柄で、家は江戸時代には毛利家の本陣として藩公認の旅館にもなっていた。
 2011年7月に防府市宮市町にある国指定史跡の「宮市本陣兄部家」から出火し、建物はほぼ全焼したことが報道された。
現在、文部科学省や市が再建を計画しているそうです。

関連HP:http://hitotsunokai.jp/uchida/4970.html

~~~~~
<関連記事、過去記事リンク>
『知覧特攻平和会館(語り部編)』『義烈空挺隊』
http://cost-off.seesaa.net/article/103531105.html
『生まれたときから「妖怪」だった』
http://cost-off.seesaa.net/article/108137202.html

【高知旅行5】高知の殿(塩井の殿)
http://costblog2.blog24.fc2.com/blog-entry-726.html
【高知の殿】塩井の殿の歌舞伎誘致【市川海老蔵】
http://costblog2.blog24.fc2.com/blog-entry-762.html
高知市の料亭・濱長「芸妓 かつをさん」
http://costblog2.blog24.fc2.com/blog-entry-763.html
Mさん話「アニメ映画はヤマトから始まった&ガンダム劇場版」
http://costblog2.blog24.fc2.com/blog-entry-216.html

龍馬伝30,32,33回感想「主役を食う配役・伊勢谷の高杉晋作、泰造の近藤勇3」
http://cost-off.seesaa.net/article/159672183.html
龍馬伝34,35,36,37回感想「大泉長次郎退場、薩長同盟~寺田屋騒動、妙ににやけた西郷」
http://cost-off.seesaa.net/article/162404433.html
龍馬伝38,39,40回感想「霧島ハネムーン、小倉口の戦い、青木崇高の後藤象二郎」
http://cost-off.seesaa.net/article/165264603.html
龍馬伝41回感想「さらば伊勢谷晋作」
http://cost-off.seesaa.net/article/165729086.html

龍馬伝関連「中岡慎太郎(前編)、天誅組の変」
http://costblog2.blog24.fc2.com/blog-entry-228.html
龍馬伝関連「中岡慎太郎(中編)、池田屋事件、野根山二十三士殉節」
http://costblog2.blog24.fc2.com/blog-entry-338.html
『ジョン万次郎』
http://cost-off.seesaa.net/article/120717341.html
【沖縄・読谷村】さんご畑~陸上のサンゴ礁~
http://costblog2.blog24.fc2.com/blog-entry-813.html

まとめて読む→歴史&高知カテゴリー(コストブログ)
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歴史&高知(龍馬伝など)カテゴリー(コストブログ2)
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【目次】コラム人物編目次part1
http://cost-off.seesaa.net/article/107966008.html

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tag : 戦艦長門 兄部艦長 兄部勇次

2013年3月帰省「高知城の像」

2013年3月高知帰省「高知城」の続き。
http://costblog2.blog24.fc2.com/blog-entry-561.html

帰省での高知城の続き。高知城の人々(像)
20130330kouchijyo5itagaki2
板垣退助像
幕末ではなく、明治の自由民権バージョン

tiyo
山内一豊の妻・千代
大河ドラマ「功名が辻」では仲間由紀恵が演じた。
大河の前から夫より先に像が建てられたと思う。


残りはあとで追加。先行アップ


【写真シリーズ】高知・桂浜
http://cost-off.seesaa.net/article/111974030.html

歴史&高知カテゴリー(コストブログ)
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歴史&高知(龍馬伝など)カテゴリー(コストブログ2)
http://costblog2.blog24.fc2.com/blog-category-10.html

<同カテゴリー過去記事リンク>
龍馬伝21回感想「泰造の近藤勇」
http://cost-off.seesaa.net/article/151701763.html
龍馬伝23-24回感想「泰造の近藤勇2&池田屋事件」
http://cost-off.seesaa.net/article/153262420.html

龍馬伝30,32,33回感想「主役を食う配役・伊勢谷の高杉晋作、泰造の近藤勇3」
http://cost-off.seesaa.net/article/159672183.html
龍馬伝34,35,36,37回感想「大泉長次郎退場、薩長同盟~寺田屋騒動、妙ににやけた西郷」
http://cost-off.seesaa.net/article/162404433.html
龍馬伝38,39,40回感想「霧島ハネムーン、小倉口の戦い、青木崇高の後藤象二郎」
http://cost-off.seesaa.net/article/165264603.html
龍馬伝41回感想「さらば伊勢谷晋作」
http://cost-off.seesaa.net/article/165729086.html

龍馬伝関連「中岡慎太郎(前編)、天誅組の変」
http://costblog2.blog24.fc2.com/blog-entry-228.html
龍馬伝関連「中岡慎太郎(中編)、池田屋事件、野根山二十三士殉節」
http://costblog2.blog24.fc2.com/blog-entry-338.html

『くどいほどに龍馬』
http://cost-off.seesaa.net/article/26810222.html
『ジョン万次郎』
http://cost-off.seesaa.net/article/120717341.html




龍馬伝関連「中岡慎太郎(中編)、池田屋事件、野根山二十三士殉節」ver.2.2

龍馬伝関連「中岡慎太郎(前編)、天誅組の変」ver.2の続き。
http://costblog2.blog24.fc2.com/blog-entry-228.html

龍馬伝関連「中岡慎太郎(中編)、池田屋事件、野根山二十三士殉節」

 中岡は、文久三年(1863年)10月に土佐勤皇党への弾圧が始まった土佐から脱藩、長州・三田尻にある長州藩が設けた招賢閣に身を寄せていた。そこには「八月十八日の政変」で都落ちした三条実美ら七卿や尊王攘夷派の脱藩志士が集まっていた。七卿のうち平野国臣は但馬での挙兵失敗により行方不明となり、錦小路頼徳は病死して二卿欠け、ほどなく五卿になる。

 この時期の招賢閣には、土佐の土方楠左衛門、久留米の真木和泉、肥後の宮部鼎蔵らがおり、集まった志士たちを統制するため招賢閣会議員(議政機関)を組織し、その会議員に中岡は推薦される。志士たちは人材を集めるべく諸国に働きかけ、中岡も京都で活動する。脱藩後は、変名の「石川清之助」などを使い始める。

<池田屋事件>
 京都で中岡は、長州の高杉晋作と島津久光暗殺計画(未遂に終わる)や、土佐脱藩志士と情報交換を行い、長州と京都を往復して活動する。

 元治元年(1864年)6月5日、中岡が京都不在中に「池田屋事件」が起こり、新選組の襲撃により土佐の北添佶摩、望月亀弥太(義澄)、伊藤弘長、石川潤次郎、長州の吉田稔麿、肥後の宮部鼎蔵、松田重助らが闘死・自刃する。他にも捕縛後に刑死した者も多く、尊攘派は大打撃を受けた。

 この時期(元治元年の前半)、龍馬は勝海舟に師事し、前年にできた神戸海軍操練所の塾頭になり、また勝とともに大阪、長崎、熊本、大阪、江戸へと出張していた。また、龍馬は諸藩の浪士による蝦夷地(北海道)開拓計画を立てて、北添佶摩たちが蝦夷地の視察を終えていたが、計画実現されないまま、池田屋事件が起こった。事件の時に龍馬は、江戸に向かっていて京都には不在だったと言われている。

 池田屋事件では、神戸海軍操練所の塾生の望月亀弥太が横死をとげており、勝は『海舟日誌』の中で
「当月六日、浮浪殺戮の挙あり、壬生浪士興の余無辜を殺し、土州の藩士、又我が学僕望月など此災いに逢う。長藩も亦然り」
(同年六月二十四日の項)
と記している。
 無辜(むこ)とは「罪のないこと。罪のない人」の意で、「新撰組は興のあまり、罪のない人々を殺した。土佐藩士や我が弟子、望月亀弥太も殺され、長州藩士も同じく殺された」という内容である。事実、この事件によって新選組の名は天下に轟いた。

 龍馬と中岡は不在だったが、後に龍馬の妻となるお龍が京都に居合わせ、望月の最期を聞いてせめて形見でもと現場に向かったが、「死体にはすでにこもがかけられて、番士の監視が厳しくてどうすることもできなかった」と後日談で語っている。

 しかし、池田屋事件は冤罪だとする説もある。「京都大火計画」「松平容保暗殺」「天皇拉致」などの尊攘派の陰謀は幕府側の記録にはあるものの尊攘派側の記録には一切なく、『木戸孝允日記』にも、このとき池田屋で計画されていたのは新選組に逮捕監禁されている仲間(古高俊太郎)を救うための会合としか記されていない。
 証拠と言えるものは土方に壮絶な拷問を受け、無理矢理自白させられた古高が語ったとされる発言のみで、その古高も早々に処刑されており、客観的な証拠が乏しく尊攘派の威信失墜や新選組の威信高揚を狙った捏造もしくは誇張の可能性がある。事件後、池田屋は尊攘派志士をかくまっていたとして主人の池田屋惣兵衛は捕らえられ獄死した。
 尊攘派で戦死した吉田稔麿・北添佶摩・宮部鼎蔵・大高又次郎・石川潤次郎・杉山松助・松田重助らは、後の新政府により「殉難七士」と呼ばれることになる。

 長州藩は池田屋の変によって憤激し、「八月十八日の政変」(長州藩の京都の政局から追放)に対して巻き返すため、藩内の強硬派に引っ張られる形で軍を率いて東上を始めた(7月19日の「禁門の変」へとつながる)。中岡がいる三田尻の招賢閣でも脱藩志士を中心とする「忠勇隊」が組織され、真木和泉が軍事総裁に就任して長州軍として参戦することになる。中岡も忠勇隊の一員として6月後半に京都・長州藩邸に入った。

参照:Wiki「池田屋事件」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B1%A0%E7%94%B0%E5%B1%8B%E4%BA%8B%E4%BB%B6
関連記事:龍馬伝23-24回感想「泰造の近藤勇2&池田屋事件」
http://cost-off.seesaa.net/article/153262420.html

<野根山二十三士殉節>
 中岡は元治元年(1864年)5月、京都の情勢を報じて土佐にいる同志に協力を求めた檄文を作成する。中岡の檄文に影響を受けた土佐の同志ら30名が土佐藩庁に建言書を提出し、藩論の不振(攘夷)を訴え、獄中の武市半平太(瑞山)の釈放を願った。

 同じく安芸郡の郷士の清岡道之助ら二十三士も嘆願書を提出するが、藩庁は黙殺したため元治元年(1864年)7月26日、野根山に集結(野根山街道にある岩佐の関所を占拠)して強訴を試みる。藩庁は鎮圧のための上士で藩の大監察だった小笠原只八率いる数百の兵(一説には兵800)を派遣した。
 小笠原は銃声による威嚇を行い、武器を捨て投降するよう説得したが、清岡らは「武器を持つのは身の護りであり、けっして反抗の意志はなく、藩主に嘆願しているだけだ」と主張し、抗戦せず山越えをして隣国の阿波までは逃れたが、船津の関所で阿波藩に補えられ土佐に送還された。

 同年9月5日、捕縛された清岡らに対して当時藩の大監察だった後藤象二郎、乾退助(のちの板垣退助)らから「罪状を吟味する必要無し。現地において速やかに処刑せよ」との命令が発せられ、一切の取調べもないまま23人全員が奈半利川河原にて処刑された。刑は最年少16歳の木下慎之助から処され、清岡道之助と清岡治之助の遺骸は、高知城下の鏡川の河原で3日間晒(さら)された。その後、二十三士は清岡家の菩提寺である福田寺(田野町)に埋葬された。
 清岡道之助は享年31歳。明治24年、従四位を追贈。
二十三士
野根山二十三士殉節地の碑(高知県安芸郡田野町)
(画像の引用元は「土佐の歴史散歩」:http://tosareki.gozaru.jp/index.html)

 清岡ら二十三士は、阿波から海路で長州へ脱藩することを考えていたが、海が荒れていて船が出せなかったと言われており、もし海路で多くの脱藩志士が集まっていた長州まで逃れていたら刑場の露と消えることはなかっただろう。

 長州で清岡らの殉難の報を聞いた中岡は、大いに嘆き、土佐の同志に
「天下挽回再挙なきにあらず、然りながら今暫く時を見るべし。依りて沸騰及び脱藩は甚だ無益なり。涙を抱えて沈黙すべし。他に策なし」
という悲痛な自重を求める手紙を送っている。

関連記事:龍馬伝28回感想「武市の夢・土佐勤皇党弾圧その二」
http://cost-off.seesaa.net/article/156757432.html
Wiki「清岡道之助」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B8%85%E5%B2%A1%E9%81%93%E4%B9%8B%E5%8A%A9

参照:平尾道雄著「中岡慎太郎 陸援隊始末記」「坂本龍馬 海援隊始末記」

   つづく

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関連記事:【2010年大河】龍馬伝キャスト発表【福山雅治】
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<同カテゴリー過去記事リンク>
CMツッコミ、『龍馬伝』1,2話感想(画像追加)
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『龍馬伝』6話感想「生瀬松陰」
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龍馬伝8話感想「香川弥太郎」&『猛き黄金の国』
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『龍馬伝』主要キャストの扱われ方
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龍馬伝11,12話感想「東洋と武市、容堂」
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龍馬伝16,17回感想「武田海舟、ジョン万のトータス松本」&土佐弁
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『龍馬伝』視聴率(4/19-25)
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龍馬伝21回感想「泰造の近藤勇」
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龍馬伝23-24回感想「泰造の近藤勇2&池田屋事件」
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龍馬伝20-27回感想「土佐勤皇党弾圧その一」&年表1
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龍馬伝関連「中岡慎太郎(前編)、天誅組の変」
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龍馬役&『竜馬におまかせ!』
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【写真シリーズ】高知・桂浜
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龍馬伝関連「中岡慎太郎(前編)、天誅組の変」(ver.2)

龍馬伝41回感想「さらば伊勢谷晋作」の続き。
http://cost-off.seesaa.net/article/165729086.html


         龍馬伝関連「中岡慎太郎」(前編)

 中岡慎太郎は、龍馬と同じく薩長同盟の立役者で陸援隊の隊長だが、龍馬伝でもほかの作品でも「龍馬と一緒に暗殺された人」のようなぞんざいな扱いが多いので、龍馬伝の関連記事としてアップ。

 中岡は、龍馬より2歳年下の1838年5月6日(天保九年四月十三日)に北川郷の大庄屋の長男として誕生。龍馬伝では上川隆也が演じた。

 武市半平太(瑞山)の作った土佐勤皇党は、主に郷士(下士)と庄屋階級で構成されていて、庄屋は農民を管理する村役人的(農民側の代表者)な立場で、苗字帯刀が許されていたので郷士に近いと存在。関ヶ原後に山内家が土佐に入った時に長宗我部の家臣の中には庄屋になった者もいる。
 天誅組挙兵で戦死した吉村虎太郎(天誅組の変)も高岡郡梼原村の庄屋で、中岡慎太郎は安芸郡北川郷の14の村を管理する大庄屋の長男だった。中岡は、17歳で田野(安芸郡の町)に出張で来た武市瑞山に剣術を習い、翌年高知城下の武市道場に入門する。20歳で長男として大庄屋見習に就く。

 薩長同盟締結と陸援隊結成に向かうにしても、龍馬よりも土佐藩や長州藩、薩摩藩との関わりが深く(龍馬は勝海舟のつてで幕府や親藩方面にも顔が利く)、龍馬の大政奉還実現に協力はするものの中岡の基本方針は武力倒幕であり、土佐藩を薩長と並んでの武力倒幕に踏み切らせたのは中岡の活躍によるものが大きい。
中岡慎太郎2
中岡慎太郎

  <中岡の活動>
 中岡は、1861年(文久元年)24歳で武市の土佐勤皇党盟約に参加し、武市の土佐一藩による尊王攘夷に向けて活動を始める。
 幕府はペリーの黒船来航以来、軍事力ではかなわないため米、英、フランスなど諸外国に不平等条約を結ばされ、これに反対する憂国の士を安政の大獄など弾圧していた。これに対して、武市や長州藩は京都で朝廷の権威回復、再建しようとしていた。
 が、土佐山内家は関ヶ原の恩賞で土佐一国をもらったことや、山内容堂(豊信)の相続の問題で幕府に借りがあり、また安政の大獄(1858年)での隠居・謹慎の処分を受けていたので幕府に目をつけられたくないこともあり、土佐藩の実権を握っていた参政の吉田東洋は武市の意見を採用しなかった。

 そのため、武市は1862年(文久二年)4月2日、高知城下帯屋町で吉田東洋を暗殺し、土佐勤皇党が藩の実権を握って京都で活躍する。同年8月、中岡も武市の土佐藩主山内豊範を擁して上京する列に参加。(同年3月24日に龍馬はすでに脱藩している)

 中岡は京都、江戸、水戸など各地の尊攘派との接触する。さらに1862年12月に信州松代で佐久間象山に長州の久坂玄瑞とともに面会する。面会目的は、象山を長州や土佐藩が招聘するためだったらしいが、実現しなかった。

 1863年、山内容堂が江戸での隠居・謹慎から土佐に帰国し、実権を握ると吉田東洋暗殺事件の下手人捜索を始める。容堂は、山内家の土佐一国もらった件や自分の相続での幕府への借りもあり、公武合体派であったが、まだ長州などの尊王攘夷派の勢いがあるうちは、それに同調する振りをしていた。やがて、「八月十八日の政変」で尊攘派の公家と長州が京都から追放される(七卿都落ち)と、同年9月21日に武市らを投獄し、本格的に土佐勤皇党の弾圧を始める。
 同時期に天誅組の変が起こる。

関連記事:龍馬伝20-27回感想「土佐勤皇党弾圧その一」&年表1
http://cost-off.seesaa.net/article/155404495.html

<天誅組の変>
 8月13日、三条実美ら攘夷派公卿が画策して大和行幸の詔(孝明天皇が神武天皇陵に参拝し、攘夷親征を行う)が発せられた。
 土佐脱藩志士の吉村虎太郎は松本奎堂、藤本鉄石ら同志とともに大和行幸の先駆けとして大和国で倒幕の義兵を挙げることを計画。同14日、吉村は池内蔵太(土佐脱藩)ら同志39人(内、土佐脱藩18人、久留米脱藩8人)で方広寺に集結して公卿中山忠光(明治帝の叔父)を主将に戴き京都を出立した。彼らは天誅組と称された。

 天誅組は河内国に入り、狭山藩に銃器武具を献上させると大和国へ進み、8月17日に五条代官所を襲撃して、討幕の兵を挙げた。天誅組は五条天領を「天朝直轄地」とすると布告し、「御政府」を称し、中山忠光卿を主将、吉村、松本、藤本を総裁とする職制を定めた。池 内蔵太はゲベール銃隊長を務めた。
 三条実美は天誅組の過激な行動を危惧し自重を促そうと平野国臣を遣わしたが、挙兵の直後に八月十八日の政変が起こり政局は一変し、三条ら尊攘派公卿は失脚、長州藩も京都からの撤退を余儀なくされ、天皇の大和行幸の詔は偽勅とされた。

 挙兵の目的だった大和行幸もなくなり、天誅組は孤立する。幕府の討伐軍に対抗するために吉村らは十津川郷士を募兵して1000人の兵をかき集め、高取藩兵と戦うが吉村は味方の誤射を受けて重傷を負う。

 9月に入り、天誅組は幕府の命を受けた周辺諸藩の大軍(総兵力14000人)の攻撃を受けて、奮戦するが各地で敗退。中山忠光卿を逆賊とする詔が下るに及んで十津川郷士も離反。天誅組は脱出すべく山中を彷徨うが9月24日に鷲家口(奈良県東吉野村)で紀州・彦根藩兵と戦闘となり、主将の中山卿は池 内蔵太らの護衛によって辛うじて敵中突破して脱出するが、総裁の松本、藤本らほとんどがここで戦死するか捕縛され、天誅組は壊滅した。
 傷が悪化して歩行困難となっていた吉村は一行から遅れ、駕籠に乗せられて運ばれていたが、27日に津藩兵に発見され射殺された。享年27。戦場を斬り抜けた池 内蔵太らは、河内口から大阪の長州藩邸へたどり着く。その後、池は京都へ潜伏する。
吉村寅太郎
吉村寅太郎像(高知県津野町、Wikiの画像、虎太郎の虎は寅とも表記する)

 
 「八月十八日の政変」の頃、土佐にいた中岡は、高知城下で上士の中では珍しく尊攘派の乾退助(板垣退助)に面会して意気投合する。
 1863年9月20日頃、中岡は長州の三田尻へ行き都落ちした七卿に面会し、京都の情勢や天誅組の変について聞く。面会した三条実美から和歌を贈られる。

 武市投獄後の土佐では、投獄を逃れた土佐勤皇党の有志が次々に脱藩を始める。三田尻から帰国した中岡にも藩庁から捕縛命令が出ており、中岡は1863年(文久三年)10月頃に脱藩し、長州の三田尻へ身を寄せる。三田尻には、長州藩が設けた招賢閣という施設があり、ここに都落ちした三条実美ら七卿や尊王攘夷派の諸国の志士が集まっていた。
 以後、長州の招賢閣を根拠にして脱藩志士として活躍することになる。

龍馬伝関連「中岡慎太郎(中編)、池田屋の変、野根山二十三士殉節」につづく
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参照:平尾道雄著「中岡慎太郎 陸援隊始末記」「坂本龍馬 海援隊始末記」
参照:Wiki「吉村虎太郎」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%90%89%E6%9D%91%E8%99%8E%E5%A4%AA%E9%83%8E
Wiki「天誅組の変」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A9%E8%AA%85%E7%B5%84%E3%81%AE%E5%A4%89


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JIN-仁-2 完結編最終回

 『JIN-仁-2 完結編』の最終回2時間SP観たけどかなり良かった。
 そして、龍馬って歴史のキャラクターはほんと数字持ってるなあ。
ちょっと前までは幕末物は内容が難しくて数字が取れないと言われていたが、歴女とか出てきたせいか人気が上がった。
龍馬ってのは、田舎のローカルヒーローだと思ってたけど、本当に全国的にファンいるんだなあ。
他県で興奮してるのは、武田鉄矢ぐらいだと思っていたw

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関連記事:

過去記事リンク『龍馬伝』関連

最近、なぜか去年の龍馬伝関連の旧ブログの過去記事のアクセスが伸びている。
検索だろうけど、数が一日に50回以上とちょっと多い。
キャストの記事は最後のほうが出張でコンプリートできないのだが。なんでだろう?
読み返したらなかなか自分でも面白かったが(何書いたか忘れていたので)、文章を直したくなるので困る。
もうちょっと主語や説明つけたほうがいい箇所が多い。

関連記事;【2010年大河】龍馬伝キャスト発表【福山雅治】
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四万十ドラマ「遅咲きのヒマワリ」&「クーナの森」(文章追加ver.2)
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「戦艦長門と兄部艦長」

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