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Mさん話「メトロン星人~狙われない街~」「実相寺昭雄」(ver.2)

Mさん話「特撮話ウルトラマン・ウルトラセブン」の続き。
http://costblog2.blog24.fc2.com/blog-entry-401.html


  Mさん話「メトロン星人~狙われない街~」「実相寺昭雄」

 俺もそうだが、日本だけでなくアメリカや世界的に大ヒットしているアプリ「ポケモンGO」。
 ロシアでは、プーチンが禁止するらしいが、その理由がスパイ対策だとか、国民をバカにさせないためなどと色々と言われている。 

 ふと、『ウルトラセブン』第8話「狙われた街」(1967年放送)に出てきたメトロン星人が、『ウルトラマンマックス』第24話「狙われない街」(2005年12月10日放送)に再登場した話を思い出した。両方とも演出(監督)は実相寺昭雄。脚本は「狙われた街」が 金城哲夫、「狙われない街」は小林雄次(プロットは実相寺)。
ウルトラマン・マックス
『ウルトラマンマックス』第24話「狙われない街」
 
 メトロン星人は、40年前に幻覚作用があるタバコを使って地球人同士が殺し合いをさせ、人類の絶滅を待って地球を乗っ取ろうしたが、ウルトラセブンによって阻止される。逃亡をはかるも、セブンのアイスラッガーによって空中で縦真っ二つにされて死んだと思われていた。

 そのメトロン星人が、「狙われない街」では40年前と同じ北川町で、楢崎ケン少年(後に刑事になる)に円谷プロダクションの通称「怪獣倉庫」に連れられて彼の父親に「治療」(=修繕)を受け、一命を取り留めていた。
メトロン星人2
治療(修繕)を受けて一命を取り留めたメトロン星人
ちなみにメトロン星人を治療した父親を演じたのは、円谷プロで怪獣のメンテナンスを担当している打出さんw
メトロン星人6
アイスラッガーで真っ二つにされたため、中央部分に傷跡の縫い目が施されている。

 40年前と同じようにちゃぶ台をはさんでウルトラマンマックスと座る。
メトロン星人
セブンと同じちゃぶ台シーンの再現w
メトロン星人5
ちゃぶ台の上にはセブンのアイスラッガーがあるなど、小ネタ満載w

 カイト(ウルトラマンマックス)から「お前の陰謀はすべて明るみに出たんだ。もう大人しく地球を去れ!」 と言われると、

 メトロン星人は、
「何も陰謀なんてしちゃいないよ。お前さんに言われる間でもなく、私はもうすぐ地球とおさらばする。迎えの宇宙船がやってくるんでね。故郷忘じ難く候ってやつだ。
 俺はね、40年間潜伏して見守ってきたが、もう攻撃しなくても人類は俺たちの手に落ちると確信をしたんだね・・・だから、もう・・帰るっ」

「人類は便利なツールを手に入れ、どんどん退化し始めたからさぁ・・・街中サルだらけ。放っておいても滅びるよ。
 新しい道具で人間の脳は萎縮し始めている。もう戦う必要はない!その退化の速度をちょっと速めようと力を貸しただけだよ」


「ねーお前さんも宇宙人の仲間じゃないの。低脳化して、環境を破壊して、礼儀も知らない人類を物好きに守る必要もなかろう?」

と、言いつつ「手ぶらじゃ帰れんだろ」と地球のお土産を荷物に入れ、
「地球の夕焼けは美しいなぁ・・・とりわけ日本のたそがれは・・・この陰翳礼讃が何よりの土産だな・・・」
といって、バイバイと手を振って夕焼けの中を宇宙船で帰っていった。
(セブンもメトロン星人と夕焼けの中で戦っていた)

 メトロン星人が地球に来る時に乗ってきた宇宙船「メトロン円盤」は、セブンの「狙われた街」でウルトラホーク1号の攻撃で撃墜されているため、今回はお迎えのメトロン円盤が来て帰って行った。

Wiki「メトロン星人」
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A1%E3%83%88%E3%83%AD%E3%83%B3%E6%98%9F%E4%BA%BA
によると、

「携帯電話に高出力の電磁波を流し、地球人の脳の前頭葉を萎縮させて無気力化・凶暴化させることで再度地球侵略を図っていると思われたが、実際にはメトロン星人はすでに地球人は携帯電話などの便利なツールによって自滅的退化を始め、放っておいても滅びると判断しており、前述の計画はそれを「ちょっと手助けしてやっただけ」であった。

 また、少年の頃にメトロン星人を助けた楢崎ケンが刑事になって、
「怪獣や宇宙人よりも恐ろしいもの知ってるか?人間だよ」
という台詞も印象的。

 実相寺監督の話は、過去記事の 
Mさん話「原作付きアニメ化」
http://cost-off.seesaa.net/article/100823059.html
でも
「実相寺監督(実相寺 昭雄)はウルトラマンとかでめちゃめちゃ有名な監督で、あの監督の作品を見て影響を受けてない者はいないって言われてるぐらい有名だよ。
 庵野さんもモロその世代で、エヴァの演出にも実相寺監督の演出方法をそのまんま使ってる部分があるよ」

との会話が出てくるが、ピークは過ぎたとも言われるもののポケモンGOでみんながスマホの画面を見ながら遊んでいる姿を見ると、(俺もやってて良くできているし面白いとは思うものの)、メトロン星人の話を思い出してしまった。


<追加>
 実相寺監督は2006年に亡くなっており、特撮のウルトラシリーズとしては『ウルトラマンマックス』第24話「狙われない街」が最後の作品となった。
 現在でも、「狙われた街」「狙われない街」のアングルや陰影、逆光を使った撮影や演出方法は評価が高い。ネットでは「今時のウルトラマンってこんなに凝っているのか」「(このシーン)エヴァでも有名」、セブンの第43話「第四惑星の悪夢」についても「演出の勝利回」「カメラアングル一つで歪んだ世界を表現している」と書き込みされている。
ウルトラセブン アンヌ
ウルトラセブンの「狙われた街」のアンヌ隊員、逆光をうまく取り入れている

 Wiki「実相寺昭雄」によると、
「話の内容が現実味を含んだ夢幻なのか、幻想のような現実なのかよくわからない世界を舞台にした話が多く、映像効果もマッチしたものが多いために、その演出スタイルは後に実相寺マジックと呼ばれた。」

また、
「セブンの『狙われた街』は、モロボシ・ダン(=ウルトラセブン)とメトロン星人との宇宙人同士が畳敷きの部屋でちゃぶ台を挟んで会見するシーンが有名だが、当時のTBSは、ウルトラシリーズについては海外への作品の輸出を視野に入れたうえで番組製作を行っており、日本を思わせるものは極力入れない方針であった。
ウルトラセブン ちゃぶ台
ウルトラセブンの「狙われた街」の有名なちゃぶ台シーン
ウルトラセブン 円盤1
ちゃぶ台の後、アパートの中のメトロン円盤に乗り移るシーン

  故に製作開始の時の申し合わせに際しても、関係者に対してこのことは厳守するように伝えていた。しかし実相寺はこの事を敢えて無視し、劇中にちゃぶ台を登場させ、「局のプロデューサ交替時、どさくさ紛れに撮影した」「あとで散々文句を言われた」と回想している。

 撮影時は畳に座り込んだ宇宙人の姿があまりにシュールで面白くスタッフも大爆笑、本人も「自分も『用意、スタート』と掛け声を掛けられないほど笑ってしまい、助監督に代わりに言ってもらった」という。

 放送後にプロデューサーから怒られ、この回及び同時に撮影された第12話『遊星より愛をこめて』(現在欠番)の放映後、実相寺はしばらく『ウルトラセブン』の演出を離れ、京都で時代劇の演出を担当することとなる。これはこのちゃぶ台事件に対しての懲罰人事であったとも言われるが、真相は不明である」

「第24話『狙われない街』の撮影後、実相寺は携帯電話を解約している」

と、書かれている。

Wiki「実相寺昭雄」
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%9F%E7%9B%B8%E5%AF%BA%E6%98%AD%E9%9B%84

 以前、ネットでカットされたのを観たので、両作品ともフルで観てみよう(たぶん、ネットにある)。

※画像はひろいもの。
※スマホだと画像が全部表示されない場合があります。

【画像】ポケモンGOの光景(2016/8/9)【ひろい物】につづく
http://costblog2.blog24.fc2.com/blog-entry-944.html

~~~~
関連記事:Mさん話「特撮話ウルトラマン・ウルトラセブン」
http://costblog2.blog24.fc2.com/blog-entry-401.html
Mさん話「原作付きアニメ化」
http://cost-off.seesaa.net/article/100823059.html
Mさん話「特撮話・仮面ライダー2」
http://costblog2.blog24.fc2.com/blog-entry-440.html

Mさん話「巨人の星�オズマの最期」
http://cost-off.seesaa.net/article/191717021.html
Mさん話「タイガーマスクのミスターX~中間管理職の哀愁~」
http://costblog2.blog24.fc2.com/blog-entry-787.html
【日記】ポケモンGOに参戦 (08/02)
http://costblog2.blog24.fc2.com/blog-entry-939.html

まとめて読む→アニメ業界話・作品話(Mさん話)カテゴリー(コストブログ)
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tag : メトロン星人 ウルトラマンマックス ウルトラセブン 実相寺昭雄

【オススメ作品】ジョーカー・ゲーム

 今、テレビアニメ版がTOKYO MXで放送されている、柳広司原作の『ジョーカー・ゲーム』は面白い!
 アニメ版の出来がすごくいいので、即ネットで過去の放送分を見て、さらに図書館で『ジョーカー・ゲーム』の続編借りてきたほど。
topimg_pc
アニメ版『ジョーカー・ゲーム』
アニメの予告動画(公式サイト)
http://jokergame.jp/

 『ジョーカー・ゲーム』は、第二次大戦中の日本のスパイ組織「D機関」の話。だけど軍人出身のスパイではなくて、一般人から選抜養成されているので、潔く死ねなんて言わないし、「殺すなんてのは下の下」「陸大出は使えない」という考え方が時代背景を考えると実に新鮮。
(当時の陸軍大学校は、戦争中ということで東大に並ぶエリートコースだった)

 これを見るとスパイ物=知的な情報戦や心理戦ってやっぱ面白いんだなあと思った。 

 以前、Mさんから
「アニメ化するのは、出版社が原作の本を売りたいからだよ」
という宣伝手段の一つと聞いていたが、『ジョーカー・ゲーム』のアニメ版の出来は見事だ。

 実写映画も2015年1月に公開されているが、内容も知らずまったく興味がなかったが、やはりテレビで放送されると人目に触れる回数が圧倒的に違う。
 アニメで映像化されるとイメージしやすく実にとっつきやすい。原作の文字数と比べると情報量が減らされたりすることが多いが、このアニメ版の出来はいい。1話ずつ話が完結しているし、その話だけ見てもわかる。

 しかし、なぜに放送局が東京ローカル局なんだ、それもネット局があるテレ東ですらない。もったいない。

参照:Wiki「ジョーカー・ゲーム」
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%BC%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%82%B2%E3%83%BC%E3%83%A0#.E3.83.86.E3.83.AC.E3.83.93.E3.82.A2.E3.83.8B.E3.83.A1

~~~~
関連記事:Mさん話「原作付きアニメ化」
http://cost-off.seesaa.net/article/100823059.html
アニメ業界・作品話(Mさん話)
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tag : ジョーカー・ゲーム 柳広司

Mさん話「時代劇の小道具係の役割」

Mさん話「タイガーマスクのミスターX~中間管理職の哀愁~」
http://costblog2.blog24.fc2.com/blog-entry-787.html

 
    Mさん話「時代劇の小道具係の役割」

 2015年9月、Mさんと飲んだ時に民放の時代劇が減っていることが話題に出た時の会話。
(※印当時の会話を記憶再生した記事なので、言い方やニュアンスは実際とは異なります)
  
「時代劇って、今はNHK以外だとほとんどが再放送になってきてるよね」
  
「時代劇は、大河以外はほぼ観ないので詳しくないんですが、昔は水戸黄門、暴れん坊将軍、大岡越前、必殺シリーズとかけっこうやってたと思うんですよ。
 時間帯も、夜8時のゴールデンタイムとかいい時間帯にやってたように思うんですけど。この10年ぐらいで、気づいたら本数も時間帯も減ってますね。」

水戸黄門は、里見浩太朗の水戸黄門で2002年10月14日 - 2011年12月19日がシリーズ最後。
暴れん坊将軍は、2002年7-9月がシリーズ最後。
大岡越前は、1998年8月-1999年3月がシリーズ最後。
必殺シリーズは、『必殺仕事人2009』がシリーズ最後。
  
「かなり減ってるねえ。時代劇よりも普通のドラマやバラエティのほうが低予算で作れるからなんだろうけど、そうすると小道具とかの続いてきた伝統的な技術も失われるんだよ」
   
「でも、大河ドラマは戦国時代か幕末のほぼ2択だから、正月に特番の大型時代劇もあるし、時代劇自体は減っていてもなくなってないですから、失われるまではいかないんじゃないですか」
  
「週1本の大河ドラマだけじゃ時代劇の小道具さん(小道具係、衣装係、かつら係を含む)は食っていけないよ。
 しかもNHKのギャラは、民放よりも安いんだよ。大河とほかにNHKが1、2本時代劇を作っていても小道具さんは生活できないよ。正月特番は、一回限りの単発ものだからレギュラー放送と比べたらお金にならないよ」
  
「え?そうなんですか」
   
小道具さんも1本いくらのギャラで仕事してるから、制作本数が少なくなればそれだけ仕事が減るんだよ。
 さっき、名前を挙げた水戸黄門とか暴れん坊将軍がレギュラーで何年も続いてたから、週に4、5本時代劇があって毎週小道具をセッティングする仕事があるわけなんだよ。
 それが再放送ばっかりなったら食べていけなくなって、転職するしかなくなるんだよ」
  
「あー、なるほど。役者と同じで、小道具さんも一本いくらの仕事なんですね。
 そりゃあ制作本数が減ると死活問題ですね」
  
「役者はさ、時代劇でなくてもトレンディードラマでも舞台でも仕事はあるわけじゃない。
 時代劇の小道具さんってのは、時代劇の設定でないと呼ばれないからね。特にかつら係さんなんかそうだよね。バラエティのかつらとは質が違うしね。
 だから、週に1,2本の制作ペースじゃ食っていけないんだよ。
 他に転職して、今週は正月に時代劇の特番があるから休みますってそうもいかないでしょ」
  
「どうですね。どっちが本業なんだって言われますね」
Dscn5347b2
池上梅園の茶室

「小道具って、茶道具とか室内の小道具の配置とかですよね」
  
「それが有名だけど、それだけじゃなくてこの時代にこの道具はまだないから使えないとか、時代ごとに使える小道具が違うからね。 戦国時代と幕末だと使える道具は当然違うんだよ。かつらも武士と町人じゃ髷(まげ)が違うしね。
 着物だって、この時代にこんな色彩の着物はなかったとか時代考証してるんだよ。その知識の集積が伝統になってるんだよ。

 それは、テレビの前は映画の時代劇が全盛時代から小道具さんの受け継がれてきたから、簡単に今日は戦国時代物で、明日は江戸時代、幕末って切り替えてセッティングできるんだよ」
 
「あー、確かにこの前茶道の記事を書いた時に、名物の概念も時代によって変わってましたし、江戸と京都や武家と公家でも違ってそうですね」
   
「以前は、水戸黄門とか何年も続いてたから、仮に暴れん坊将軍が終わっても次のシリーズがまた半年休んだら始まるから、その間ちょっと収入が減るぐらいで済んでたんだよ。
 『半年待ってくれたら、また次のシリーズ作りますから半年我慢してください』って言えたんだよ」
   
「水戸黄門は、主役が代わって再開してましたね」
   
「それが、ここまで制作本数が減って再放送ばっかりになると、食べていけなくて転職しちゃう人もいたと思うんだよ」
   
「昔は、おばあちゃんがゴールデンタイムに水戸黄門を観てた記憶があるんですが、今はほんと大河ドラマか、正月の6時間特番ぐらいですかねえ。
 トーク番組は、衣装もそんなにいらないから予算的には作りやすいんでしょうけど」
   
「伝統を知っているベテランの人が辞めると、さっき言ったように小道具の伝統が失われるから、どうなるかっていうと、
 今までは次の撮影に備えてきちんと保管した小道具をいざ使おうってなった時に、この時代にどれが使えてどれが使えないだけじゃなくて、茶会や配膳のシーンでも道具の組み合わせや配置ができないんだよ。
 箸を置くのはどっち側だったかなとか、道具は保管してあるから箱に入っているけど、何に使う道具かわからないってことになる。
  
 もっとわかりやすく言うと、新人ADに時代劇の八百屋で使う野菜を用意しろって言うと、江戸時代の八百屋にキャベツとかレタスが並んでることがあるんだよ
   
「それは、常識的におかしいってわかるんじゃないですか(笑)」
   
「いや、実際にあったからね。遠目で撮影してたけど、江戸時代なのにどうみてもキャベツかレタスような野菜が並んでる八百屋があったんだよ。下手したらトマトもあったかもしれないよw
(この部分は、トマトが並んでいて、せめてキャベツあたりならいいけど、真っ赤なトマトがあってずっこけたという会話だったかもしれない)
 ベテランの小道具さんがいたら、そんなミスは起こらないんだよ、絶対に」
   
「それはそうですね。僕でも八百屋の野菜はわかりますよw
 だけど、それが茶会の場面だと間違ってるかどうかもわからないですね。
 茶室で手元をどうしても映さないシーンで道具を間違えてたら、茶道をやってる人が見たらバレますね」
    
「茶道を習ってる人が見たらおかしいってわかるから、恥ずかしいよね。
 でも、そういう細かいことは役者や監督はわからないから、小道具さんっていう専門の人がいたわけなんだよ。
 道具の配置から使い方までずっと伝統知ってる人がいたから、役者に指導もしたし、新人ADが並べ方わからなくても教えてたから成り立っていたんだよ。
 道具の扱い方とかしまい方とかもね」
    
「そうだったんですね。オープニングやエンディングで、方言指導や時代考証と並んで、小道具で名前がちゃんと出ていたのには意味があったんですね」
   
「時代劇ってのは、それだけ手間がかかって作ってたんだよ」
   
※スマホだと画像が全部表示されない場合があります。

~~~~~~
<Mさん関連記事>
Mさん話「失われる技術・撮取り3、流出する技術と知識」
http://costblog2.blog24.fc2.com/blog-entry-176.html
Mさん話「特撮話ウルトラマン・ウルトラセブン」
http://costblog2.blog24.fc2.com/blog-entry-401.html
Mさん話「特撮話・仮面ライダー」
http://costblog2.blog24.fc2.com/blog-entry-436.html
・Mさん話「特撮話・仮面ライダー2」
http://costblog2.blog24.fc2.com/blog-entry-440.html

・Mさん話「特撮話・ゴジラ」
http://costblog2.blog24.fc2.com/blog-entry-479.html
・Mさん話「映画談義」
http://cost-off.seesaa.net/article/121491208.html
・Mさん話「映画談義2・ヤッターマン」
http://cost-off.seesaa.net/article/121959079.html
・Mさん話「映画談義3・ゲゲゲの鬼太郎」
http://cost-off.seesaa.net/article/123288136.html

・Mさん話「アニメ映画はヤマトから始まった&ガンダム劇場版」
http://costblog2.blog24.fc2.com/blog-entry-216.html
http://cost-off.seesaa.net/article/241581870.html
・Mさん話「アニメーターと演出」
http://cost-off.seesaa.net/article/104815245.html

・Mさん話「映画の文法、表現の方程式」
http://cost-off.seesaa.net/article/103435242.html
・Mさん話「映画とディレクターズカット」
http://cost-off.seesaa.net/article/98197272.html
Mさん話「ユニコーンガンダム�景気とクオリティー」
http://cost-off.seesaa.net/article/183814843.html

まとめて読む→アニメ業界話・作品話(Mさん話)カテゴリー(コストブログ)
http://cost-off.seesaa.net/category/8611452-1.html
アニメ業界話・作品話(Mさん話)カテゴリー(コストブログ2)
http://costblog2.blog24.fc2.com/blog-category-5.html

※追記(2行したの続きを読む)にこのほかのMさん話の過去記事リンクがあります。

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テーマ : 伝統芸能 - ジャンル : 学問・文化・芸術

tag : 時代劇 小道具 Mさん話

【告知】初代アトムの声優・清水マリのトークイベント「鉄腕アトムと共に生きて」【12/22】

 2015/12/22に東京・中目黒トライで行われるイベントの告知です。

 頼まれ告知なので、チラシの画像以上のことは詳しくはわからないのですが、
鉄腕アトムの声優の清水マリのトークイベントで、手塚治虫先生のことも話してくれるそうです。

 初代~2作目の鉄腕アトムを観ていた世代や手塚治虫ファン向けの内容だと思います。
告知20151212
2015/12/22の清水マリのトークイベント「鉄腕アトムと共に生きて」
画像はクリックすると拡大します。
チケット全席:3500円。

 告知を書くにあたって清水マリのWikiをみて、アトムの声と一休さんの声が同じ人だと初めて知ったw
Wiki:「清水マリ」
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B8%85%E6%B0%B4%E3%83%9E%E3%83%AA

関連記事:アニメ業界話カテゴリー
http://costblog2.blog24.fc2.com/blog-category-5.html

Mさん話「タイガーマスクのミスターX~中間管理職の哀愁~」

Mさん話「Mさんのオススメ、タイガーマスク」の続き。
http://costblog2.blog24.fc2.com/blog-entry-387.html


   Mさん話「タイガーマスクのミスターX~中間管理職の哀愁~」

 2015年9月、Mさんと高井戸駅で再会して居酒屋で飲んで、Mさんから借りているタイガーマスクのDVDがまだ全部見終わってないので、もう少し貸してくださいとお願いした時の話。
 けっこう観たが、なにせ全105話は見ごたえがある。DVDにして18枚、大河ドラマ1年分よりも収録時間が長いw

「どの辺りまで観てる?」

「今は、大門がミスター不動としてようやく復活したところですね。やっとタイガーと一緒に戦うってなって、それまでいろんな仕事してましたよw」

「建設業や左官屋やったり、ホテルで働いたりしてたよね」

「そうなんですよ。それで偶然敵の情報をつかんでタイガーに伝えたりって、話が出来すぎなんですけどねw」

「その辺は昔のアニメだし、そこは細かいところだから気にならないでしょ。
 そうか、まだ大門大吾が復活したところか。これで、タイガーは一人じゃなくて味方ができたんだよ。あと、もう一人若手が仲間になるけど出た?」

「ああ、それらしいのは出ましたけど、でもまだ虎の穴でタイガーを憎め憎め!って洗脳受けてるところですね。妹はちびっこハウスに来てますけど。
 それよりも一番変わったのが、ミスターXですよ」
ミスターX 2
ミスターX
ミスターX 堂々としていた頃
黒幕のように堂々としていた頃のミスターX
ミスターX
オープニングで妖術使いみたいなイメージのミスターX

「初めの頃はいきなりタイガーの控え室に現れて、鍵はどうやって開けたんだとか、どこにでも現れる妖術使いみたいなイメージで、
 『タイガーおまえを逃さないぞ』ってプレッシャーかけてて、敵の黒幕って感じだったのに」
ミスターX 強気
タイガーマスクに「虎の穴は裏切り者を許さない」とプレッシャーをかけるミスターX

「途中からその上に虎の穴の三人組の幹部が出てきて、
 『ミスターX、これは君の失態だな。責任問題になる』ってタイガーを倒せてないことを追求され出して、ミスターXも
 『次に送ったレスラーが負けたら私の立場は・・』とか『私以外が送り込んだレスラーがタイガーを倒したら、私の立場はない・・』とか段々弱気になって、これじゃただの中間管理職ですよ(笑)」
ミスターX 呼び出し
タイガーを倒せないことで虎の穴に呼び出されるミスターX
ミスターX 責任追及される
本部の会議で責任追及をされる中間管理職丸出しのミスターX
ゼーレに責任追及される碇ゲンドウより情けないw
タイガーマスク虎の穴ゼーレ
ミスターXをつるし上げる虎の穴ゼーレの面々
悪の組織というより会社の役員会みたいだw

「虎の穴の三人組の幹部出たんだ。赤いずきんをかぶってる三人組のことだよね?」

「ずきんっていうか、顔の絵が描いてあるKKK団みたいなベールをかぶってますね。三人一緒に出てくる幹部です。
 それにしても、責任問われてペコペコしているミスターXにもうがっかりですよw最初のシリアスさとか全然ないんですよw
 ただのサラリーマンと同じで、組織の一員に過ぎなかったんだって思いましたよ」

「幹部とかその上にボスがいるとかは、アニメオリジナルの話だからね。
 虎の穴が大きい組織だったら、ミスターXの上も出そうってなってアニメスタッフが設定したから、原作の漫画には出てこないんだよ。
 原作だとミスターXしか出てこないから、初めは原作通り黒幕だったんだけど、後からその上に組織の幹部がいるって設定になったから、ミスターXの立場が変わったんだよ」

「あ、そうだったんですかー。後付設定で降格じゃないですかw
 でも、確かに組織のトップが直々に日本まで来て『タイガー覚悟しろ』みたいな脅し文句言うのも変ですよね。
 責任追及の会議で、ミスターXは極東支部長(マネージャー)って役職が判明して、そうか本当の黒幕だったら一人で日本に出張なんかしないよなって納得しましたけど、あの中間管理職の板ばさみの哀愁がもう(笑)

「ミスターXは、この先もっと大変になってくるからね」
「まだ、あるんですねミスターXの話は。予想外に人間味あるキャラになったのは驚きましたw」
ミスターX 妖術
いきがっていたこの頃が懐かしいミスターX

 「あと、観ていて思い出したのが、(第69話『掟破りの挑戦者』)の回ですね。
  これだけは、あっ小さい頃に観た観た!って思い出しました。何歳かも覚えてないぐらい小さい頃に再放送で観てたんだと思います。(本放送は1969年10月2日から1971年9月30日で生まれてない)
  虎の穴は、ナチス・ユンケルがタイガーに挑戦することは認めてないのに、手柄を立てようと勝手にタイガーに挑戦するんですよね」

「あ、子どもの頃に好きで観てたんだ。でも、なんでこの回なんだろうねw」
ナチス・ユンケル
勘違いが多くて強くもない、最期は交通事故で死んでしまうナチス・ユンケル

「たぶん、いつもはシリアスなのに、この回はナチス・ユンケル(本名はハンス)がバカなとこがギャグっぽくて覚えてたんですよ。
 虎の穴もおまえじゃ無理だって呆れてるし、タイガーは悪いやつっていう洗脳も解けてなくて
 『純真な子どもをあそこまで騙せるタイガーは大悪党だ』って発想も若いじゃなくてもうバカなんですよw
 実際に闘ってもタイガーが試合中に
 『虎の穴ともあろうものが、なぜこんな逆上型の若いレスラーを俺に差し向けたのだ?』
 って思うぐらい弱くて、それを観て子どもの頃もこの前観た時も
 『違う違うw虎の穴は送ってないって!そいつが勝手に挑戦したんだよw送ってないってw』
 ってテレビ見ながらツッコミ入れたのを思い出したんですよw
 他の内容は一切覚えてなかったのに、この回だけは観た事ある!って思い出したんですよ」
ハンス
「純真な子どもをあそこまで騙せるタイガーは大悪党だ」と勘違いするハンス(ナチス・ユンケル)
ハンス2
ミスターXの「おまえはタイガーの敵ではない」の忠告を振り払うハンス

「他に印象深い話はいっぱいあるんだけど、この回かぁ~w」

「でもって、ナチス・ユンケルは虎の穴が言った通り強くないんですよw
 特訓どころか苦戦もしないで勝てちゃうし。
 最期も掟を破ったから刺客が来て暗殺じゃなくて、ミスターXが車ではねてあっさり交通事故死(自殺&抹殺)なんですよ。ミスターXが
 『今の日本で自動車事故ほど自然な死はない。バカバカしくて数が多いからな』って、そこだけシリアスな教訓めいたこと言うんですよねw」

「それで印象に残ってたのかぁ」

「ナチス・ユンケルの話だけトーンが違ってて笑って観たから覚えてたのかもしれないです。
 あと、本筋以外の脇の話がけっこうありますよね。
 団体の巡業の全国ツアーで、広島行ったら原爆孤児の話があったり、山形県天童市だと将棋作りの名人の話(第61話『王将の道』)とか、三重県だと四日市ぜんそくの公害の話(第55話『煤煙の中の太陽』)とか、ご当地話や時事ネタの話があってよく作ったなあって」

「あれはね、例えば原作の内容があと5回分しかない、でも放送は10回あるってなったらアニメオリジナルの話を5回作ったように追加していったんだよ。当時は、放送延長は半年単位で決まっていたからね。
 ご当地の話は原作にはないし、本筋でもないから飛ばしても話は通じるんだよ。でも、観たらいい話多いよ」

「そうなんですよ。けっこう教訓というか、いい話が多いんですよ。
 脳卒中で右手が動かなった将棋作りの名人には
『あなたは今まで誰のために駒を作っていたんですか。あなた自身のためですか。日本中の将棋ファンのために作っていたはずだ』
 と、満足な出来でなくても、あなたの作る駒を待っている人のためにあなたは作るべきじゃないんですかって、いい説教があるんですよ。

 あと、印象に残ってるのはメリケン・ジョーの回ですね。酔っ払いのじいさんが、山小屋に着いて伊達直人に向かって、いきなり 『タイガーマスク君』とか、すでに正体わかってたとかは、なかなかドキっとしました」

「そうだね。あと四日市ぜんそくの回は、放送の賞を取ったんだよ。内容的には完全に社会派だよね」

「公害相手にはタイガーも何もできないって終わり方でしたからですね。
公害は、高度成長期でもう学校で習う近代史になってるんですけど、放送時期の1970年ごろだとまさにその時期なんですよね。時代ですよねー」

「受賞もしたし、ちょっと問題にもなったけど昔のアニメは社会的な内容を盛り込んだ作品を作っていたんだよ。プロレスのアニメで公害を取り上げてるからすごいよ」

「巨人の星のオズマの回ではベトナム戦争が出てましたけど、今じゃなかなかないですよねー」
関連記事:Mさん話「巨人の星2 オズマの最期」
http://cost-off.seesaa.net/article/191717021.html

Mさん話「時代劇の小道具係の役割」につづく
http://costblog2.blog24.fc2.com/blog-entry-846.html
Mさん話「メトロン星人~狙われない街~」「実相寺昭雄」
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<Mさん関連記事>
Mさん話「巨人の星�」
http://cost-off.seesaa.net/article/189624266.html
Mさん話「特撮話ウルトラマン・ウルトラセブン」
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Mさん話「特撮話・仮面ライダー」
http://costblog2.blog24.fc2.com/blog-entry-436.html
・Mさん話「特撮話・仮面ライダー2」
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・Mさん話「特撮話・ゴジラ」
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・Mさん話「映画談義」
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・Mさん話「映画談義2・ヤッターマン」
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・Mさん話「映画談義3・ゲゲゲの鬼太郎」
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・Mさん話「アニメ映画はヤマトから始まった&ガンダム劇場版」
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http://cost-off.seesaa.net/article/241581870.html
・Mさん話「アニメーターと演出」
http://cost-off.seesaa.net/article/104815245.html
・Mさん話「映画の文法、表現の方程式」
http://cost-off.seesaa.net/article/103435242.html
・Mさん話「映画とディレクターズカット」
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・Mさん話「宮崎監督作品」
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・Mさん話「宝島」
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・Mさん話「緑ルパン」
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・Mさん話「作監」「茄子 アンダルシアの夏」
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・Mさん話「高畑監督」
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・Mさん話「絵コンテ」
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Mさん話「掘り出し物・『巨人の星』の劇場用フィルム」(ver.1.1)

・Mさん話「巨人の星」と
http://cost-off.seesaa.net/article/189624266.html
Mさん話「巨人の星2 オズマの最期」の関連記事
http://cost-off.seesaa.net/article/191717021.html


   Mさん話「掘り出し物・『巨人の星』の劇場用フィルム」

 今日、近所のガレッジセールで掘り出し物としか言いようのない、『巨人の星』の劇場用35mmフィルム、映画パンフレット、主題歌のカセットテープ、DVDのセットを発見!
巨人の星、劇場用フィルム
『巨人の星』の劇場用35mmフィルムのセット
巨人の星、劇場用フィルム2
中身もガチで東映のフィルム
カセットテープ
カセットテープに「映画サイズ」の文字がある
巨人の星パンフ
劇場用パンフレット

 パンフレットとかカセットテープはわかるが、35mm劇場での映写用フィルムってどうみても関係者から流出したとかしか思えないが、即買った。

 売り子のお姉さんに
「今時、この映写機持ってる人っているんですかね?」
と聞いてみると、
「たぶん、映写機を持ってる人はいないと思いますけど、DVDが付いてるのでそれは見れると思います」
と、平然と屋外でフィルムを出そうとしたので、それはなんだか危ないのでフタを開けて中身を確認しただけで家に持ち帰った。

 写真をスマホで撮って、元々用賀に行く途中でガレッジセールに寄っただけなのですぐに家を出た。
 直感で価値があると思って買ったものの、いかんせん、『巨人の星』は世代が違う。
なので、LINEでMさんに連絡して鑑定を依頼することにした。

 過去記事のMさん話「巨人の星2 オズマの最期」
http://cost-off.seesaa.net/article/191717021.html
は、数年前にMさんからの話と再放送で見て書いたが、今でもコンスタントに「オズマ 最期」「オズマ 黒人差別」などの検索ワードで来た人が読んでいる。

 LINEで久々にMさんに連絡して、
「これって価値あるんでしょうか?
 35mmフィルムはもう再生できる機械ないですよね?」
と聞くと、
「35mmフィルムは現在一般的にはほぼ映写機がないんじゃないかなぁ」

 あとで検索してわかったが、俺が昔一般家庭でも持っていたと思っていたのは8mmフィルムで、劇場用35mmの映写機持ってる人って普通ないよなあw
 数年前にVHSビデオデッキを捨ててから、俺もVHSで撮った再放送の『巨人の星』のオズマの回も見れなくなってほどだからなあ。
そういう意味では、音楽のレコードってほんとちゃんと残ってるなあ。

 さらにMさんから
「どんなシーンが映っているか見ましたか?」
との質問が来て、てっきり映画一本丸ごと入っていると思っていたら、それはデジタル世代の勘違いで、
「フィルムは映っているものだけなら数分分ですよ」
という説明だった。
 だから、昔は映写技師という職業が成り立っていたのか。これも無くなった職業の一つ。

 で、夜帰宅して付いているDVDを再生してみると、再生時間は1時間51分で冒頭にヤングジャイアンツ優勝おめでとうのシーンに続いて、
巨人の星、劇場用フィルム4
劇場用メインタイトル「巨人の星」
巨人の星、劇場用フィルム5
総指揮 梶原一騎
巨人の星、劇場用フィルム6
監督 長浜忠夫 出崎哲

 この画像をLINEでMさんに送ったところ、
「時間的には1982年の劇場版巨人の星の長さみたいですね」
と返ってきたので、
「買った時の商品説明メモを見ると『昭和57』と書かれているので、たぶん、それだと思います。テレビの総編集みたいです」

「頭のヤングジャイアンツおめでとうの部分だけ新作で、後はテレビの再編集です」
と、DVDの中身は確定した。
 ただ、説明メモに「DVD(途中まで収録)」と書かれていたので、とりあえず全部再生してみることに。
すぐにテレビ版と挿入歌の「行け行け飛雄馬」のバージョンが違うのに気づいたw

 残っていたフィルムの中身確認だが、Mさんから
「フィルムに慣れてない人が触るなら手袋か何かで触ってください」
とのアドバイスが来るが、フィルムに慣れてる人ってそれはプロの人か、よほどの映画ファンだよ~(笑)。


 さらにMさんから
「フィルムの画像が映っている面になるべくホコリ等を付けないようにしてみて下さい。
 ちょっと大きめのコンビニ袋にフィルムを入れながら、絵が出てくるまで回転させてください」
と、アドバイスの追加が来たが、屋外で平然と出そうとしたガレッジセールの売り子さんを止めておいて本当によかった。素人ってほんと怖いw

 結果、きれいな手袋が部屋にないのと、触るのがまるで爆弾の解体処理に思えてきたので「明日手袋買ってからにします」と、返信。
社会人になって手先の緊張感を味わうとは、理学部の実験以来だw

後日、フィルムの内容が確認できたら簡単に文章追加する。
<追加1、2015/6/8>
 DVDは、やはりテレビ版の総集編とヤングジャイアンツ優勝を追加した劇場版で、TV版の1話から大リーグボール1号で花形を打ち取るまでの内容だった。
 フィルムは、小さいほうはヤングジャイアンツのシーンで、大きいほうのフィルムはなかなか中身が見れない。うかつに扱って、ホコリをつけるのが怖いため、慎重にしているが、何も映ってない部分が何週もあって苦戦中。
 いっそ、映写機持ってる人にかけてもらいたい。。

Mさん話「タイガーマスクのミスターX~中間管理職の哀愁~」につづく
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<Mさん関連記事一覧>
・Mさん話「アニメーターと演出」
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・Mさん話「映画の文法、表現の方程式」
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・Mさん話「映画とディレクターズカット」
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・Mさん話「江頭2:50とお笑い」
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・Mさん話「原作付きアニメ化」
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・Mさん話「才能�」
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・Mさん話「宮崎監督作品」
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・Mさん話「宝島」
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・Mさん話「緑ルパン」
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・Mさん話「作監」「茄子 アンダルシアの夏」
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・Mさん話「高畑監督」
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・Mさん話「絵コンテ」
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・Mさん話「ガンダムとエヴァ�」
http://cost-off.seesaa.net/article/112749838.html
・Mさん話「ガンダムとエヴァ�スポンサー」
http://cost-off.seesaa.net/article/113010701.html
・Mさん話「ガンダムとエヴァ�続・スポンサー」
http://cost-off.seesaa.net/article/113203782.html
・Mさん話「ガンダムとエヴァ�音楽と切り貼り」
http://cost-off.seesaa.net/article/114118669.html
・Mさん話「ガンダムとエヴァ�モチベーション」
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・Mさん話「視聴率・壱」
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・Mさん話「視聴率・弐」
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・Mさん話「視聴率・参」
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・Mさん話「視聴率・肆(四)」
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「機動戦士ガンダム THE ORIGIN Ⅰ 青い瞳のキャスバル」

新宿ピカデリーで「機動戦士ガンダム THE ORIGIN Ⅰ 青い瞳のキャスバル」を観て来た。
ガンダムUCと同じく1時間の上映時間で1300円。
内容は実によかった。レビューの4点台に納得。
新宿ピカデリーの館内の写真をアップ。
オリジン1
大型ポスター
オリジン5
小型ポスター
オリジン2
実寸大のシャアザク
オリジン3

オリジン4
実寸大のシャアザクの後頭部

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<関連記事>
Mさん話「ユニコーンガンダム�ファースト打ち切り、安彦良和、SEEDの設定」
http://cost-off.seesaa.net/article/186083087.html
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・Mさん話「ガンダムとエヴァ①」
http://cost-off.seesaa.net/article/112749838.html
アメリカンな実写版ガンダム・ケツ顎シャア「GUNDAM 0079 The War For Earth」
http://cost-off.seesaa.net/article/148768078.html
『EVA新劇場版:序』
http://cost-off.seesaa.net/article/54652392.html
『EVA新劇場版:破(ネタバレなし)』
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『夜ノヤッターマン』と『ワードナの逆襲』(ver.2)

Mさん話「映画談義2・ヤッターマン」の関連記事。
http://cost-off.seesaa.net/article/121959079.html


     『夜ノヤッターマン』と『ワードナの逆襲』

 今、放送中のアニメ『夜ノヤッターマン』は、『ヤッターマン』を原典としたスピンオフ作品で、主役がドロンボー一味の末裔たちでヤッターマンの作った王国が歳月の経過と共に民衆にとっては楽園ではなくなったという善悪逆転の世界が描かれている。

つまり、ドロンボーたちが善で、ヤッターマン側が悪の世界設定。
夜ノヤッターマン2
夜ノヤッターマン
キャッチコピーは「ドロンボーがいる限り この世にヤッターマンは栄えない!」

<あらすじ>
「伝説のヒーロー・ヤッターマンが悪のドロンボー一味との戦争に勝利し、デッカイドーに作った国ヤッター・キングダムは、かつてヤッターマンが持っていた正義の心は既に忘れ去られ、人々にとって住みにくい国になっていた。

 ヤッター・キングダムの対岸にある辺境の小さな村で生まれ育った少女・レパードは、ヤッターマンは正義の味方であるとともにヤッター・キングダムが天国のような国と信じ、不治の病に侵された母・ドロシーを治すべく助けを求めに向かうが、ヤッターマンに突然発砲されたうえに追撃される。そして治療の手だてがなくなったドロシーは、そのまま帰らぬ人となる。

 この出来事から、罪なき困っている人を見捨て自分たちだけがいい生活をしているヤッターマンこそが悪であり、それに立ち向かっていた先祖のドロンボー一味が正義と考えるようになったレパードは、自身の先祖である女リーダーの名「ドロンジョ」を名乗り、先祖の部下だったボヤッキーの子孫・ヴォルトカッツェや、もう1人の部下だったトンズラーの子孫・エレパントゥスとともに、新生ドロンボー一味を結成する。

 その後、デッカイドーで偶然出会ったガリナとアルエットも加わり、ヤッターマンにお仕置き(デコピン)をするため、ヤッター・キングダムへと乗り込む」
夜ノヤッターマン
新生ドロンボー一味

ちなみにデッカイドーは、もろ北海道w

Wiki「ヤッターマン」によると、
「このような善悪の逆転は、かつてタイムボカンシリーズ第8作目『タイムボカン2000 怪盗きらめきマン』でも導入されており、本作はそれ以来の試み」とあり、

以前も同じような設定があったのだろうが、
個人的にはどうしても、「ウィザードリィIV ワードナの逆襲」を思い出してしまう。

wiz4
ウィザードリィIV ワードナの逆襲
wiz4-2
1988年発売のPCゲーム

 ウィザードリィは、ドラクエの元になった言われるほど世界的に有名なロールプレイングゲーム(RPG)の元祖。
その1作目(シナリオ1『狂王の試練場』)でのラスボスの魔術師ワードナが、シナリオ4『ワードナの逆襲』の主人公。

 ストーリーは、『狂王の試練場』の最後で冒険者に命を絶たれ、アミュレット(護符)を奪い返されてダンジョン最深部の墓に封印されていたワードナが長い時を経て生き返り、ダンジョンを脱出してかつて冒険者に奪い返されたアミュレットを取り戻すというもので、シナリオ1と善悪が逆転している。

 ゲームの進行方向もシナリオ1の地下1階から地下10階を目指すものから、シナリオ4では地下10階から地上を目指す形になっている。

 味方は召喚したモンスター、敵は冒険者たち(人間)。しかもモンスターは命令を一切聞かない設定で、戦闘で不利になると勝手に逃げ出す始末w

 内容もロープレイングゲームというより、パズルゲームの要素が強く加わったパズルアドベンチャーゲーム。

 ワードナの逆襲はプレイしてないので詳しくはないが、昔小説を買って読んだ。しかし、小説はつまらなかったというよりも意味不明の内容だった(ゲームがマルチエンディングで、小説もそうなっていたがゲームをしていなかったから理解できなかった)。

 ただ、他のウィザードリィの小説は面白いのが多く、特にベニー松山の作品はオススメ。


  ワードナの逆襲で検索すると、
 ストーリーを教えてもらうスレ暫定Wiki「ウィザードリィ1 狂王の試練場、ウィザードリィ4 ワードナの逆襲」に載ってた。ネットは実に便利だw
http://www8.atwiki.jp/storyteller/pages/967.html

Wikiによると、難易度が高いゲームとあり、

「三部作のように道に迷わぬよう各階層のマッピングを行うことが重要である。しかし本作はマッピングを行うこと自体の難易度が飛躍的に上昇している。
 前作まではダークゾーン、テレポーター、ピット、シュート、そして回転床といった罠が時折登場する程度だったが、本作ではこれらの罠が大量に設置されている。」

「不慣れなプレイヤーを妨げるのは、まさに最初の部屋を脱出するという一見では不可能な行動である。

 この部屋には出口がなく、外に出る唯一の方法はMILWA(ミルワ)という明かりの呪文を唱えて隠し扉を出現させることのみである。
 そしてこれを行うためにはプリーストの力を借りなければならない。戦力になりそうな他の魔物たちを差し置いてあえてプリーストを召喚しなければならず、そのプリーストが戦闘中にMILWAを唱えるまで戦闘を繰り返さなければならない。

 そしてMILWAという呪文がどんな効果を持つのかゲーム中に説明がない。
前3作をプレイしていたユーザーのみがこれらを理解できる。不慣れなプレイヤーにとってはプリーストは戦闘には役に立たない存在に見えるであろう。さらに、MILWAの呪文には時間制限が存在し、期限が切れれば扉はまた見えなくなる。

 開発したSir-Tech社は、この最初の謎解きの難しさを認めており、本作のパッケージにはこの謎をプレイヤーが解くことができなかった場合にのみ開けるようにと書かれた、最初の部屋からの脱出法が書かれた封筒が入れられていた。」

と書かれていている。
スタート地点の部屋から出ることからして謎解きって、ひどいw

 ニコニコ動画で実況プレイ動画がアップされていたが、よく死んでゲームオーバー、セーブからやり直しになっている。
もはやかつての大魔導師ワードナの面影はないww

ちなみに原題は「Wizardry: The Return of Werdna - The Fourth Scenario」。「return」を「逆襲」と翻訳したセンスはさすが。

この『夜ノヤッターマン』と『ワードナの逆襲』には、善悪の逆転ともう一つ共通点があった、それは

主人公側がめちゃくちゃ劣勢という点w
新生ドロンボー一味も復活したワードナも弱すぎww


参照:Wiki「ヤッターマン」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%9C%E3%83%8E%E3%83%A4%E3%83%83%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%9E%E3%83%B3

Wiki「ウィザードリィIV ワードナの逆襲」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%82%A3%E3%82%B6%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%AA%E3%82%A3IV_%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%8A%E3%81%AE%E9%80%86%E8%A5%B2

参照:レトロゲームの塔 - The Tower of RetroGame Wizardry #4 ワードナの逆襲
http://towerofretrogame.blog.fc2.com/blog-entry-715.html

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
<関連記事>
Mさん話「映画談義2・ヤッターマン」
http://cost-off.seesaa.net/article/121959079.html
実写版「ヤッターマン」
http://cost-off.seesaa.net/article/129274245.html

Mさん話「映画談義3・ゲゲゲの鬼太郎」
http://cost-off.seesaa.net/article/123288136.html
Mさん話「掘り出し物・『巨人の星』の劇場用フィルム」
http://costblog2.blog24.fc2.com/blog-entry-696.html
Mさん話「タイガーマスクのミスターX~中間管理職の哀愁~」
http://costblog2.blog24.fc2.com/blog-entry-787.html

アメリカンな実写版ガンダム・ケツ顎シャア「GUNDAM 0079 The War For Earth」
http://cost-off.seesaa.net/article/148768078.html
【Wiki】MMR マガジンミステリー調査班
http://costblog2.blog24.fc2.com/blog-entry-667.html

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tag : 夜ノヤッターマン ウィザードリィ ワードナの逆襲

Mさん話「『ガンダム』を創った男たち。」(ver.2.1)

「ガンダム創世」大和田秀樹著 と、
http://cost-off.seesaa.net/article/116268683.html
Mさん話「アニメ映画はヤマトから始まった&ガンダム劇場版」の関連話。
http://costblog2.blog24.fc2.com/blog-entry-216.html


       Mさん話「『ガンダム』を創った男たち。」

 2年ぶりのMさん話は、過去に記事で取り上げた大和田秀樹著「ガンダム創世」を単行本にした「『ガンダム』を創った男たち」とその関連話。

 2015年になってやっと時間が取れるようになって、オークションで「『ガンダム』を創った男たち」を落札し、上下巻を読んだ。
ガンダム創1
「ガンダム」を創った男たち(上・下巻の表紙)

 内容は最近の漫画では一番の出来だったのと、以前Mさんが話していた1stガンダム劇場版三部作の際に行われたイベント「アニメ新世紀宣言」が下巻で描写されていて、やっとどれだけの人が集まったイベントだったかわかった。

  アニメ新世紀宣言について、Mさんは
「新宿駅のアルタ前でイベントやって2万人とかとにかくすごい数の人が集まったんだよ。
 世の中にコスプレなんて言葉がない時にコスプレしたファンも来て、警察も来てパニックになるぐらいのイベントだったんだよ」
と話していた。

 なるほど、こんなイベントが1981年にあったのか。
1981年2月22日、、ってそりゃ記憶にないはずだ、俺小さすぎw

 Mさん話は毎回、西荻窪駅前のビルの居酒屋やファミレスで話していて、

「西荻にも昔はアニメスタジオがあったんだよ。
 スタジオディーンがこの目の前のビルあって、今はもう吉祥寺に移転しちゃったけど、昔は杉並にもスタジオいくつかあったんだよ」

とMさんは話していて、
スタジオディーンのHPにも
1977年6月4日
杉並区西荻北2丁目2番5号に移転
1982年1月5日
杉並区西荻北2丁目2番8号に移転
1988年6月1日
杉並区西荻北3丁目42番2号に移転

とあった。
西荻北ってほんとに駅前で目の前じゃんww駅前で移転しまくりw

 さらに今回、「ガンダム」を創った男たちの上巻P246で、
1stガンダムのテレビの打ち上げパーティー「終戦協定調印式」が行われたのが西荻窪駅前の「松岡西荻ビル」、つまりMさん話をしていた居酒屋やファミレスが入っているビルだったことが判明!


 偶然にも、1stガンダムの打ち上げパーティーが行われたビルで、Mさんと食事をしながらアニメ業界やアニメスタジオの現場の話をしていた。

 当然1stガンダムの話も多かった(Mさんが全話観たガンダムは1stだけなので)が、偶然にしてはかなり面白かったので、2年半ぶりのMさん話アップとなった。

 上巻P246で西荻窪駅前の「松岡西荻ビル」の写真が掲載されているのを見ると、一瞬目を疑ったw
パーティー会場は5Fとなっているが、居酒屋って5Fとかだった気がする。ファミレスは2F。
 
 偶然なんだけど、なかなかの引きの強さww

 以前のMさん話でアフレコにアニメの画(絵)が間に合わず、声優が見ないでやったために画と声が合わない事態があることを書いたが、

「ガンダム」を創った男たちの上巻では、安彦ヨシカズの入院後のアフレコでは

「ん?え 監督、絵がないんですけど・・」

「あるじゃねえェか 目ン玉かっ開いてよく見ろ
 青い棒がアムロ 赤いのがミライだ
 リハ いくぞッ!!」

「これがアムロ・・・?」
という会話が描かれている。

 この他、同著には1stガンダムの制作の裏話として
・安彦良和(漫画ではヨシカズ表記)の過労による入院で戦線離脱。
月に原画は800~1000枚でも一流なのに、1st制作時には2000枚を描いていた。
過去のMさん話の中で、Mさんは
「安彦さんは1stガンダムで信じられないぐらいの仕事量をしてぶっ倒れたんだよ」
と説明していたが、このことだったのか。
負担がでかいどころじゃない。
20150217-1
視聴率のテコ入れのためGアーマーを出すことになり、それを追及するシーン

・初期のスポンサーはガンプラのバンダイではなく、本当に子供向けのおもちゃ会社で、槍を思ってGファイターに乗って腕が飛ぶガンダムのトイが作られていた。

・下巻では、エルメスのビットの動きをみごとに描く板野一郎(漫画ではイチロー)が登場。
動画から原画へとステップアップして、立体的超高速戦闘アクション「板野サーカス」(サーカスの空中曲芸のような動き)へとつながる話が描かれている。
20150217-2
板野イチローの登場シーン、リアリティ追求のために「ドコの惑星の話スか」との台詞を吐く

・単行本の追加加筆として、大和田秀樹が富野監督に「富野監督の主人公の漫画を描かせてほしい!」と直談判して、頭突きをもらって許可を得るという、ネットニュースでも流れた話題が収録されている。

ガンダム創2
「ガンダム」を創った男たち(上・下巻の裏)
ガンダム創3
連載時の第1話。連載時のタイトルは「ガンダム創世」
ガンダム創4
富野監督による声優の古谷トオル(アムロ役)への演技指導風景
下2枚の画像は拾い物。

参照:Wiki「機動戦士ガンダム」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A9%9F%E5%8B%95%E6%88%A6%E5%A3%AB%E3%82%AC%E3%83%B3%E3%83%80%E3%83%A0#.E5.8A.87.E5.A0.B4.E7.89.88.E4.B8.89.E9.83.A8.E4.BD.9C.E3.81.A8.E3.80.8C.E3.82.A2.E3.83.8B.E3.83.A1.E6.96.B0.E4.B8.96.E7.B4.80.E5.AE.A3.E8.A8.80.E3.80.8D

Wiki「板野一郎」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%BF%E9%87%8E%E4%B8%80%E9%83%8E

株式会社 スタジオディーン 会社概要
http://www.deen.co.jp/company.php

アニメ関連話として、
『夜ノヤッターマン』と『ワードナの逆襲』につづく
http://costblog2.blog24.fc2.com/blog-entry-642.html
Mさん話「掘り出し物・『巨人の星』の劇場用フィルム」
http://costblog2.blog24.fc2.com/blog-entry-696.html
Mさん話「タイガーマスクのミスターX~中間管理職の哀愁~」
http://costblog2.blog24.fc2.com/blog-entry-787.html

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<Mさん話関連記事>
Mさん話「ユニコーンガンダム�ファースト打ち切り、安彦良和、SEEDの設定」
http://cost-off.seesaa.net/article/186083087.html
まとめて読む→アニメ業界話・作品話(Mさん話)カテゴリー(コストブログ)
http://cost-off.seesaa.net/category/8611452-1.html
アニメ業界話・作品話(Mさん話)カテゴリー(コストブログ2)
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・Mさん話「ガンダムとエヴァ①」
http://cost-off.seesaa.net/article/112749838.html
・Mさん話「ガンダムとエヴァ②スポンサー」
http://cost-off.seesaa.net/article/113010701.html
・Mさん話「ガンダムとエヴァ③続・スポンサー」
http://cost-off.seesaa.net/article/113203782.html
・Mさん話「ガンダムとエヴァ④音楽と切り貼り」
http://cost-off.seesaa.net/article/114118669.html
・Mさん話「ガンダムとエヴァ⑤モチベーション」
http://cost-off.seesaa.net/article/115749045.html

・Mさん話「視聴率・壱」
http://cost-off.seesaa.net/article/116620802.html
・Mさん話「視聴率・弐」
http://cost-off.seesaa.net/article/116626243.html
・Mさん話「視聴率・参」
http://cost-off.seesaa.net/article/117772707.html
・Mさん話「視聴率・肆(四)」
http://cost-off.seesaa.net/article/117820281.html

・Mさん話「DVD化前編」
http://cost-off.seesaa.net/article/119673798.html
・Mさん話「DVD化後編」
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・Mさん話「DAICON4(庵野監督)」
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・Mさん話「最近の打ち合わせ事情」
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・Mさん話「演出の役割1」
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・Mさん話「演出の役割2」
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・Mさん話「演出の役割3-1」
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・Mさん話「演出の役割3-2」
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・Mさん話「演出の役割3-3」
http://cost-off.seesaa.net/article/133608985.html

Mさん話「アニメ映画はヤマトから始まった&ガンダム劇場版」
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【高知の殿】塩井の殿の歌舞伎誘致
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アメリカンな実写版ガンダム・ケツ顎シャア「GUNDAM 0079 The War For Earth」
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【Wiki】MMR マガジンミステリー調査班
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テーマ : 日記とアニメ・マンガ関連ごちゃまぜ - ジャンル : アニメ・コミック

tag : 「ガンダム」を創った男たち ガンダム創世

【訃報】銭形のとっつぁん死去

<ニュースより>
アニメ「ルパン三世」の銭形警部の声で知られる俳優の納谷悟朗(なや・ごろう)さんが、2013年3月5日午前3時、慢性呼吸不全で亡くなった。83歳。

 声優としては、米テレビ映画シリーズ「コンバット」のヘンリー少尉をはじめ、チャールトン・ヘストン、ジョン・ウェイン、クラーク・ゲーブルなど大物俳優の吹き替えを担当した。

 アニメでは、銭形警部のほか、「宇宙戦艦ヤマト」の沖田艦長としても有名。特撮番組「仮面ライダー」では悪の秘密結社ショッカーの首領の声も担当した。
(引用終わり)

 ルパンで「さすが昭和一桁」という台詞があるが、銭形のとっつあん本当に昭和一桁生まれだったのか。
それをかんがえると初代ルパンの声優は若くして亡くなったんだなあ。
ドラゴンボールの悟空の声優は77歳って前に書いたけど、作品が続いてると歳取らない気がしてた。
ブライトの声優が死んだ時以来の声優の訃報記事。

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関連記事:アニメ業界話・作品話(Mさん話)カテゴリー(コストブログ)
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アニメ業界話・作品話(Mさん話)カテゴリー(コストブログ2)
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Mさん話「特撮話・ゴジラ」(ver.1.5)

Mさん話「特撮話・仮面ライダー2」の続き。
http://costblog2.blog24.fc2.com/blog-entry-440.html

  
    Mさん話「特撮話・ゴジラ」

 今年(2012年)のG.W、高円寺のゴジラ屋2での話。
M 「『ゴジラ』もただの怪獣映画じゃないんだよ。初期の白黒映画の1作目の『ゴジラ』は深いんだよ」

俺 「怪獣映画じゃなかったら何なんですかw」

M 「1作目の『ゴジラ』は国会議事堂とか街を踏み潰して、暴れて特撮でそれを見せていう単純な映画じゃないんだよ。
   もともと、夢の島公園に展示されてる第五福竜丸って漁船が水爆実験で被爆した事件が時代背景あるんだ。
   ゴジラは核実験や原爆の影響で生まれたという設定があって、『ゴジラは戦争の生み出したものなら、人類が生み出しだものではないか』『原爆とか何か、核兵器とは何か』というテーマを持った映画なんだよ。子ども向けの特撮怪獣映画じゃなかったんだよ、1作目は」

※ゴジラの1作目は1954年(昭和29年)公開。
※第五福竜丸は、1954年3月1日にビキニ環礁での米軍による水素爆弾実験によって発生した多量の放射性降下物(いわゆる死の灰)を浴びた遠洋マグロ漁船の船名。夢の島公園の「第五福竜丸展示館」に永久展示されている。
ゴジラ
1作目のゴジラのポスター(wikiの画像)

俺 「夢の島公園の第五福竜丸は友達(トックリ)と見ましたよ。偶然行ったら展示館があったんですけど。
  テレビで、ゴジラは海で核実験やった影響で生まれて反核のテーマがあるというのは聞いたことがありますが、上陸して国会議事堂とか名古屋城とか東京タワーを壊すのを特撮で見せる怪獣映画じゃないんですか?モスラと戦ったのもあったぐらいだし」

M 「2作目以降はそうなんだけど、1作目は違うんだよ。1作目でやろうとしたのは核実験と被爆とか戦争と人類とか、社会問題がテーマの映画なんだよ。
 だから、志村喬が山根博士役で出てるんだよ。俳優の志村喬はわかるよね?」

俺 「知ってますよ。『七人の侍』のリーダーでしょう」

M 「そうそう。黒澤映画によく出てる有名な俳優なんだけど、ただの怪獣映画だったらわざわざ志村喬を呼ぶ必要はないんだよ。
 志村が古生物者の山根博士になって、『ゴジラはなぜ生まれたのか、核実験によってゴジラが生まれたのなら被害者はゴジラではないか』『戦争とは何か、核兵器を持った人類は』とか自問自答させるんだよ。それがテーマなんだよ。
 国会議事堂や東京タワーを壊して特撮で見せる怪獣映画だったら、そんな自問自答の考えさせるシーンはいらないし、志村クラスの俳優を出す必要もないんだよ。ちゃんと社会性のあるテーマを持った映画だったから志村も出演OKしたんだよ


俺 「そうだったんですかぁ。
  僕は小学生の頃に親とゴジラを見に行ったんですけど、親は見終わってから『ただの怪獣映画だ』って言ってて、僕はゴジラは怪獣映画なのに何を言ってるんだ?って思ったのを覚えてますけど、もしかしたら親は1作目みたいなのを期待してたのかもしれないですね」

M 「小学生の頃に見たのは何作目?」

俺 「それはわからないですよw
   小学生低学年で、一人じゃ映画館に行けないぐらいの年でしたから何作目かは覚えてないですけど、コロコロ(コロコロコミック)でやたら宣伝されててそれに釣られて見に行ったのは記憶にあります。内容も全く覚えてないですねw」

K 「それじゃ、カラーの作品だろうね」
俺 「それはカラーですよwコロコロで宣伝してるんですから」

M 「当初はゴジラは姿を見せない設定だったんだよ」
俺 「姿見せないってどうするんですか?」

M 「ゴジラは夜行性で、夜だけ動くから見つけられなくて足跡だけ見せて、『ここから上陸しようとした』という推測や姿を映像ではっきり見せないで、目撃情報だけが入ってきて恐怖が近づいてくるって演出が考えられていたんだ」

俺 「それ観客に通じるんですか?」

M 「『ジョーズ』(Jaws)も元々は人食い鮫(ザメ)の全身見せる予定だったんだけど、撮影前か撮影中にジョーズ全身の機械が壊れて、仕方なく背びれだけ見せて想像によって恐怖を掻き立てる演出に変更したんだよ。
   結果的には、実際人食い鮫(ザメ)の姿は水面からは背びれぐらいしか見れないから、これはリアルだってことで成功してるよね。2作目以降の全身が見えるジョーズは1作目を超えてないよね」

俺 「そうですね、ジョーズは全身出ないままでも十分怖かったです。でも、全身は一応あったんですね。
   確かにジョーズ2は評価低いですね。1作目はテレビでも何回も放送してたのに」

M 「ジョーズも機械や撮影技術は進歩してるのに、作品としては1作目を超えてないよね」

Wiki「ゴジラ」によると、
「『ゴジラ』は、1954年11月3日、同年3月1日にビキニ島の核実験によって起きた第五福竜丸事件をきっかけに製作された。身長50メートルの怪獣ゴジラは人間にとっての恐怖の対象であると同時に、『核の落とし子』『人間が生み出した恐怖の象徴』として描かれた。また核兵器という人間が生み出したものによって現れた怪獣が、人間の手で葬られるという人間の身勝手さを表現した作品」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B4%E3%82%B8%E3%83%A9

Wiki「ゴジラ(1954年の映画)」によると、
「田中プロデューサーはこの企画のテーマを『水爆に対する恐怖』とした。脚本を担当した村田はラストの山根博士の台詞に、『原水爆反対の悲願を込めた』語っている。本多監督は、本作公開時の東宝宣伝部の発行紙に、『(この映画で)私の狙う真実は、水爆下の恐怖に喘ぐ現代人の心理的デフォルマシオンである』とコメントしている」

本多監督は一貫して『真正面から戦争、核兵器の怖ろしさ、愚かさを訴える』というドキュメントタッチの演出姿勢を貫き、当作品に単に時勢に乗って作られた怪獣映画に終わらせない普遍性を持たせていて、第五福竜丸の被曝事件のみならず、菅井きん演じる女性議員や戦災遺族・孤児、疎開、本作の2年前に警察予備隊から再編成された自衛隊の登場など、随所に当時の時代背景を象徴するファクトを織り込んでいる」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B4%E3%82%B8%E3%83%A9_%281954%E5%B9%B4%E3%81%AE%E6%98%A0%E7%94%BB%29

Mさん話「『ガンダム』を創った男たち。」に続く。
http://costblog2.blog24.fc2.com/blog-entry-640.html
Mさん話「掘り出し物・『巨人の星』の劇場用フィルム」
http://costblog2.blog24.fc2.com/blog-entry-696.html
Mさん話「タイガーマスクのミスターX~中間管理職の哀愁~」
http://costblog2.blog24.fc2.com/blog-entry-787.html

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関連記事:【画像】日記用画像まとめ(2012年3月~6月)&有楽町ゴジラ像
http://costblog2.blog24.fc2.com/blog-entry-370.html
Mさん話「特撮話ウルトラマン・ウルトラセブン」(ver1.5)
http://costblog2.blog24.fc2.com/blog-entry-401.html
Mさん話「メトロン星人~狙われない街~」「実相寺昭雄」
http://costblog2.blog24.fc2.com/blog-entry-941.html


Mさん話「映画談義」
http://cost-off.seesaa.net/article/121491208.html
・Mさん話「映画談義2・ヤッターマン」
http://cost-off.seesaa.net/article/121959079.html
・Mさん話「映画談義3・ゲゲゲの鬼太郎」
http://cost-off.seesaa.net/article/123288136.html

まとめて読む→アニメ業界話・作品話(Mさん話)カテゴリー(コストブログ)
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テーマ : 特撮・SF・ファンタジー映画 - ジャンル : 映画

Mさん話「特撮話・仮面ライダー2」(ver1.1)

Mさん話「特撮話・仮面ライダー」の続き。
http://costblog2.blog24.fc2.com/blog-entry-436.html


     Mさん話「特撮話・仮面ライダー2」

2012年G.W.高円寺のゴジラ屋2にて。
K「佐々木さん(仮面ライダー2号の一文字隼人役の佐々木剛)もたまに高円寺で飲んでいるよ」
俺「え、高円寺で飲んでるんですか?そんな庶民的なw」
K「あ、君、高円寺を馬鹿にしてるねwここら辺はいい店多いんだよw」

俺「だって、テレビに出てる芸能人が飲むって言ったら銀座とか六本木じゃないんですか?せめて歌舞伎町で飲んでないと芸能人っぽくないですよw」

 そういえば、ガンダムの富野監督も職場(サンライズ)の近くの上井草辺りの居酒屋で飲んでいると以前Mさんから聞いたことがある。銀座なんか行かずに近場ですますとかって。

K「昔はさ、仮面ライダーみたいに子ども向けのテレビ番組に出ると役者として大成しないって言われてたんだよ。そういう小さい仕事してる奴は大物役者にはなれないって馬鹿にされてたんだよ」

俺「そういうもんなんですか?」

K「当時は、まだ映画産業が儲かってて映画の仕事だけで十分やっていけてたからね。だから、映画が役者の本業で、歴史の浅いテレビの仕事はバイトみたいに地位が低かったんだ。
  まして時代劇やドラマならともかく、子ども向けの特撮ヒーローなんて敬遠される風潮があったんだよ。
でも、その後はテレビの普及で映画産業が斜陽になって、もうテレビの仕事でも欲しいってなってくるんだけどねw」

※藤岡弘は、25歳の時にオーディションで仮面ライダー1号の本郷猛の役を得た。フリーマガジン『R25』のインタビューで藤岡は、「オーディションはほとんどすべってましたが、『仮面ライダー』はたまたま成功を収めたものですね。ただ、当時は仲間から見たら『なんだガキ番組か』と差別されていたと思いますよ」と答えている。


俺「今、映画の仕事だけやってる役者なんてほとんどいないですよ。よっぽどの大物ぐらいで。NHKの大河ドラマのオファーを蹴る人いないでしょう」

K「もう、高倉健さんぐらいじゃないかな。映画の仕事だけをやってる役者は」

俺「あー、高倉健はテレビじゃ見ないですねー」

K「佐々木さんは頭が薄くなってるけど、デパートの屋上とかで藤岡弘と一緒に呼ばれてる仮面ライダーのイベントと見に行っちゃうね」
M「うん、行っちゃうね」

俺「藤岡弘は奇跡的に外見が変わってないですけど、頭薄くなったおじさん見に行っても仕方ないじゃないですかw」

M「1号と2号が並んで座ってるだけで嬉しいんだよw」

K「ほら、新しいライダー(いわゆる平成ライダー)と歴代ライダーのイベントだと、子どもは放送している新ライダー目当てで来てるけど、一緒に来てる親や僕らの世代はみんな1号2号が来てるから見に行ってるんだよ。親も子どものために連れて行てるんだけど、自分達も楽しめるからけっこうな数集まるんだよ」

俺「あー、イベント側の作戦なんですね。子どもは新ライダー目当てで、親は歴代ライダーに釣られて来るっていう」

K「そうそう、もう新ライダーが中央で何か喋ってても、僕らはずっと脇で座ってる藤岡さんと佐々木さんのほうばかり見ちゃうんだよw今やってる新ライダーなんか知らないし。
  佐々木さんもイベントに呼ばれた時に、
 『藤岡を呼ぶのはわかるけど、俺は呼ばれて何すればいいんだよ?』
  ってイベント運営側に聞いてるんだけど、運営側も
 『藤岡さんの隣に座って、あとは変身ポーズでもすればいいですよ』って言うと、佐々木さんは
 『そんなんでいいのか?』って気にしてるんだけど、1号と2号が来るってだけでイベントは成り立つんだよ」

俺「そんな、頭の薄くなった2号の変身ポーズ見てもがっかりするんじゃないですかw」

M&K「いやいや、僕らのヒーローなんだよ!!」(2人見事にシンクロw)

K「いくら年取っても子供の頃に見たヒーローはヒーローのままなんだよ。見た目が少々変わってもいいんだよ。
 ワクワクしながらテレビで見てたヒーローが、今もイベントで1号と2号が並んで座ってるってだけでうれしいんだよ」

M「『仮面ライダー』はもう40年前の作品だからね。俳優が年取るのは仕方ないけど、やっぱり僕らにはとってはヒーローなんだよ」

俺「『20世紀少年』でもそんな感じのありましたね」

K「君だってそういうのあると思うよ。子どもの頃見ていて、大人になって年取ったのを見ても小さい頃にワクワクして見てたのと同じ気持ちになれるのが」

俺「小室哲哉が詐欺裁判終わって復帰したら、TM(TM NETWORK)の時代知ってるから、TM再結成って聞くと懐かしくて聞きますけど」

K「ミュージシャンはまあちょっと違うんだけど、そういう感じだよ。
  でもさ、当時は役者の間じゃ『子ども向けの特撮ヒーロー番組なんかに出てる奴』って馬鹿にされてたけど、出てたおかげで今もイベントに呼んでもらえるわけだから、出てよかったんだよ。40年も前の作品で今もお呼びがかかるってのはすごいことだよ。イベントだってちゃんと出演料が出る仕事なんだから、1回飲むぐらいのお小遣い稼ぎぐらいにはなるよ」

M「藤岡弘は仮面ライダーが出世作だからね」

俺「そう考えるとすごいですよね。ガンダムもそうですけど、今もファンがいて何十年も前の出演者にその役の仕事が来るってすごい話ですね」

M「何十年も歴代作品が作られてる作品ってのは数えるほどしかないよ」

俺「仮面ライダーってもうジャンルになってますからね」
このFC2ブログの記事投稿カテゴリーにも「仮面ライダー」がある。


Mさん話「特撮話・ゴジラ」につづく
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関連記事:Mさん話「特撮話ウルトラマン・ウルトラセブン」(ver1.5)
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Mさん話「特撮話・仮面ライダー」ver.1.5


Mさん話「特撮話ウルトラマン・ウルトラセブン」(ver1.5)の続き。
http://costblog2.blog24.fc2.com/blog-entry-401.html


   Mさん話「特撮話・仮面ライダー」

 予定では、「特撮話ウルトラマン・ウルトラセブン」の次に『ウルトラQ』とウルトラシリーズの話に続く予定だったが、ウルトラQが近所のレンタル屋になくて(『ウルトラセブン』はあった)、資料不足なので話を飛ばして次の話題の特撮話・仮面ライダーシリーズをアップ。
文中の「」の前のMはMさん、KはKさんの台詞、俺は俺(コスト)の台詞の意味。

2012年G.W.高円寺のゴジラ屋2にて。
K「仮面ライダーはどっこから知ってる?1・2号は知らないよね」
俺「生まれてないですから。でも、1号が藤岡弘で2号が人気がないってのは知識として知ってます」

※『仮面ライダー』の放送は、1971年(昭和46年)4月3日から1973年(昭和48年)2月10日まで。
※島本和彦の漫画では人気は1号>2号だった。

K「じゃあ、V3は知ってる?」
俺「腕にいろんなボタンがあって武器が選べるんですよね?」
K「それはスーパー1だよw」
俺「あ、あれスーパー1か。それがかろうじて覚えてるライダーで、一番知ってるのはとんねるずの木梨がやってた『仮面ノリダー』ですねw鼻を黒く塗ってチビノリダーが出てくるんで、あれは爆笑してましたねw」
仮面のり
仮面ノリダー
※『仮面ノリダー』は、テレビ番組『とんねるずのみなさんのおかげです』のコーナードラマ。1988年秋から1990年春まで放送された。特撮番組『仮面ライダーシリーズ』のパロディドラマ。

M「チビノリダーは今も俳優やってるよね。伊藤淳史だっけ?(テレビドラマの)『電車男』で主演してたね」
俺「そうです。でも、本人はチビノリダーの頃は(小さすぎて)何やってたか覚えてないって言ってましたw」

※チビノリダーを演じていた伊藤淳史は、当時4~6歳という幼い時期の出演だったため、当時のことをよく覚えていないという。だが、木梨からは当時のことを高く評価されており、いまだに「チビノリダー」と呼ばれることも多い。

K「なんで仮面ライダー2号が誕生したかは知ってる?」
俺「続編じゃないんですか?」

K「それも知らないかー。『仮面ライダー』の収録中に1号役の藤岡さんが撮影中の事故で大ケガして、それで2号を苦肉の策で登場させたんだよ。有名な話だよ。だから番組名は『仮面ライダー』のままなんだ。『仮面ライダー2号』って番組はないんだよ」

俺「へー、初めて知りましたよ」

※「本郷は海外のショッカー支部との戦いに赴き、そのあとを継ぐ新しい仮面ライダーが登場する」という形での新展開が決定した。
参照:Wiki「仮面ライダー」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BB%AE%E9%9D%A2%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%80%E3%83%BC#.E3.80.8C.E4.BB.AE.E9.9D.A2.E3.83.A9.E3.82.A4.E3.83.80.E3.83.BC2.E5.8F.B7.E3.80.8D.E3.81.AE.E7.99.BB.E5.A0.B4

M「普通は番組終わっちゃうよね。主演俳優が撮影中に全治数ヶ月の大ケガして入院したってなったら。撮影現場の安全管理に問題があるって槍玉にあがってさ」

俺「今だと週刊誌とかに速攻で書かれますね」
M「子ども向け番組ってのもあったし、当時はまだそこまでうるさくなかったんだろうね」

俺「結局、1号から2号への交代のストーリーはどうやってつないだんですか?」
K「うん、1号がヨーロッパのショッカーの支部をつぶしに行くから、日本の守りには2号がつくって形で2号が登場するんだけど、2号が出なかったら変身ポースってのは誕生しなかったからね」
俺「え?1号の藤岡弘も変身ポーズしてますよ」
K「あれは2号が最初だよ」

俺「じゃあ、1号はどうやって変身してたんですか?」
K「サイクロン号ってバイクに乗って変身ベルトに風力当てて変身するんだよ」
俺「あ~、そうでした。でも、両方してるの見たことあるから気分によって使い分けてるのかと思ってました」

K「あれは、2号の一文字隼人役の佐々木剛さんは収録時に免許持ってなかったから、バイクで変身ベルトに風力当てて変身するってのができないから考え出されたんだよwそれが格好いいってことで、復帰した1号もやろうってなったんだよ」

※脚を開き両腕を大きく動かしながら「変身!!」と掛け声を叫ぶ2号の「変身ポーズ」の設定は、佐々木が自動二輪の免許を持っていなかったための苦肉の策という面もあった。しかし、子どもたちの間で大流行となり、「変身ブーム」と呼ばれる社会現象を巻き起こした。このような変身時のアクションは、のちの仮面ライダーシリーズや他の変身ヒーロー・ヒロインものにおいても重要な見せ場として受け継がれた。
参照:Wiki「仮面ライダー」

俺「2号からだったんですね。それも知らなかったですね~。
  でも、ライダーなのに免許持ってないってwwそんなの事前に取り行ってなきゃダメでしょうw」

K「いや、だから1号の藤岡さんが事故起こしたのは突発的な事故だったから。事前に予定がわかってれば、それに合わせて佐々木さんに免許取りに行かせただろうけどね。
  普段は仮面ライダーの中の人(スーツアクター)は別の人がやるんだけど、藤岡さんは時々自分でもやってたんだよ」

俺「あ、自分で仮面ライダーの中の人もやってたんですか。ほんとに本郷猛じゃないですかw」

K「うん、藤岡さんはね。で、その時にたまたま事故起こしたんだよ。複雑骨折で全治数ヶ月、番組どうするんだってことで、復帰まで仮面ライダー2号でつなごうってなったんだよ。だから、佐々木さんは免許取りに言ってる暇はなかったんだよ」

<追加>
※藤岡弘は、『仮面ライダー』第10話撮影中のバイク事故で左足を複雑骨折し、全治6ヶ月の重症を負い入院した。
第41話で左足に鉄の棒が入ったまま復帰した。これには当時のプロデューサーの配慮があったという。
 藤岡はフリーマガジン『R25』のインタビューで
「みんなが反対するなか、プロデューサーがただ一人言ってくれたんです。『彼を復帰させなければ、ほかの連中は奮起しない。彼を再び迎えることによって、この番組のエネルギーは増すんだ』って」
と話している。

俺「そういう事情があったんですか」
K「でも、佐々木さんはヤンチャしてたから無免許でも乗れたと思うけどねw」

俺「公道でなければ無免許で乗っても大丈夫でしょう?」

K「それはさあ、テレビ番組でバイク乗ってるシーン放送してて、その役者が実は無免許ですってのはまずいじゃないw」

俺「あ、それはそうか。確かに正義の味方が無免許ライダーはまずいですねwいちいちここは私道ですって入れるわけにはいかないし」

M「ただでさえ、主演が事故で大ケガして交代してるんだから、次何か問題あったらほんとに番組終わるからねw」

Mさん話「特撮話・仮面ライダー2」につづく
http://costblog2.blog24.fc2.com/blog-entry-440.html
Mさん話「特撮話・ゴジラ」
http://costblog2.blog24.fc2.com/blog-entry-479.html

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関連記事:Mさん話「映画談義」
http://cost-off.seesaa.net/article/121491208.html
・Mさん話「映画談義2・ヤッターマン」
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・Mさん話「映画談義3・ゲゲゲの鬼太郎」
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Mさん話(閑話休題)「Mさんのオススメ、タイガーマスク」ver1.2
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Mさん話「タイガーマスクのミスターX~中間管理職の哀愁~」
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Mさん話「特撮話ウルトラマン・ウルトラセブン」(ver.2)

Mさん話「出崎演出、モンタージュ理論」ver.1.5
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Mさん話(閑話休題)「Mさんのオススメ、タイガーマスク」ver1.2
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と同じ日の話。


     Mさん話「特撮話ウルトラマン・ウルトラセブン」

 今年のG.Wの話の続き。今回は、アニメ以外の映画話とウルトラQ~ウルトラマン(ウルトラシリーズ)や仮面ライダーの俳優や制作裏話といった特撮話が多かったので、アニメ関連ではないが面白かった話をアップ。

 Kさんが店(高円寺のゴジラ屋2)の壁にかかっているバルタン星人などの怪獣が描かれている絵を指して
「あれは、ウルトラマンのデザインを担当した成田亨さんが描いたんだよ。
 元々のウルトラマンデザインにはカラータイマーなんかなかったって話は知ってる?」

「え、なかったんですか?じゃあ、そこには何があったんですか?」

「何もないよ、平坦だよwウルトラマンがM78星雲から来た宇宙人ってのは知ってるよね?
 成田さんは『宇宙人の体にそんな人工的なものは不自然だ』ってことで描かなかったんだよ。
 でも、演出上残りの活動時間を知らせる必要があったから、円谷プロのほうで後から付け足したんだよ。ハヤタ隊員からウルトラマンにジュワッって大きく変身する時にはカラータイマーはないんだよ。カラータイマーの話が出る前にそのデザインしちゃったから」

「あ~、大きく変身するところはななめ上から見てる構図だから、カラータイマーのところはどうだったかなあ。ちょっと見えてるかどうかわかりづらいですね」

「ちゃんと見るとカラータイマーのでっぱりがないはずだよ。今度ネットで見てごらん、デザインした本人がそう言ってるんだから。成田さんは、カラータイマーの部分は俺のデザインじゃないって納得してないぐらいだから」
ウルトラマン
ウルトラマンの「ジュワッ」の変身シーン
確かにカラータイマーがない

Mさんがそれに続けて、
それとカラータイマーはもともと点滅しない予定だったんだよ。
 色が変わるだけで残り時間を知らせる予定だったけど、当時はまだ一般家庭にカラーテレビが完全に普及してないから、白黒テレビだと色の違いがはっきりわからないってことで、白黒でもわかるように点滅もするようにしたんだよ」

「視聴者のテレビ事情を考慮して変更したんですか?」
「初代ウルトラマンは1966年の放送だからね。僕だって小さい頃は白黒テレビで見てた記憶あるからね。カラーテレビが広く普及し始めたのは、1970年過ぎてぐらいじゃないかな」

初代ウルトラマンの放送は1966年7月~1967年4月。

Wiki「成田亨」によると、
 ウルトラマンの特徴の一つである「カラータイマー」は、子供にも視覚的にわかりやすくウルトラマンが弱っていることを示すためのギミックとして、円谷特技プロ文芸部の発案で追加されたが、デザイン段階では存在せず、成田もそれを大変嫌っていた。
 結局、作中でこれは採り入れられたが、成田は次回作『ウルトラセブン』では、「後から付けられるような事があるのであれば、最初から付けておいたほうがいい」という考えからカラータイマーを廃し、額に設定した「ビームランプ」でその役割を兼用させることとした。
参照:Wiki「成田亨」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%88%90%E7%94%B0%E4%BA%A8

 次にKさんが
「あと、ウルトラセブンのデザインは中の人の体格を隠すためだったんだよ」
「体格って、わざわざデブとか変な体格の人を使わないでしょう?」

「変っていうより、初代のウルトラマンって細くてすらっとしてたでしょ。でも、当時の日本人で長身で、モデル体型の7頭身の人なんかそうそういなかったんだよ。いても、その人がウルトラマンの着ぐるみ着てアクションしてくれるかってのは、また別の話だから」

「昔の本人は今よりも身長や体格は良くなかったんですよね。
 確かに、その時代にモデル体型の人ならわざわざウルトラマンやらないですよねw大体、どこで募集してるかわからないし」

「当然だよ。子どもたちのヒーローでテレビの世界で夢を売ってるのに、
 『ウルトラマンの中の人を募集!日当は○千円』とかおおっぴらに出せないよ。
 だから、ツテをつかって大部屋の役者とか役者の卵とか業界の中で探すんだけど、ウルトラマンっぽい体格の人なんかそうそういないよ。

 そもそも、特撮で本人の顔も出なくて怪獣と戦う仕事だから、役者志望だったら名前も顔も売れないからやり手がいなかったんだと思うよ。
 で、結局見つかったのがどうみても初代ウルトラマンと比べたらがっしり体型で胴長短足なんだよwセブンと初代ウルトラマンを並べてごらんよ、はっきりわかるよ

「そんなに胴長短足だったんですか?セブンの頃もまだ生まれてないし、再放送でも見てないからわからないですけど」

「セブンの頃に20代の人は戦後すぐの生まれとかだから、今みたいに豊かで良い物食べてないからね。
 特に股下、足の長さは違うね。もうはっきりと短いw
 ウルトラマンは、奇跡的に当時の日本人離れしたすらっとした人が中に入って足も長くてプロポーションよかったけど、その分、次のウルトラセブンの時には中の人の短足寸胴が目立っちゃうんだよ。日本人としては普通のがっしり体型なんだけど、初代と比較するとどうしてもね。

 だから、体型に目がいかないようにセブンの肩や胸にかけてビラビラのデザインを足して、そっちに目がいくようにしたんだよ

「そんな理由なんですかwあのビラビラのデザインは」

「そうだよ。はじめはもっとすっきりしてたのを後から付け足したんだよ。ちょっとごちゃごちゃしたデザインなのは、わざわざ目を引くためだよ」

「なるほど、デザインにはわけがあったんですね。体格から目をそらせるというw
初代ウルトラマンの中の人が続投ってわけには行かなかったんですか?」

「それは断られたそうだよ。だから一から探したんだろうね。だって、役者は顔が売れてなんぼだからね」

 続けて
「でも、ダウンタウンの松本人志もメトロン星人の話がいいっていってたように、セブンは面白い話も多かったんだよ。地球人と同じ姿をしたマゼラン星人とか声だけで姿を現さないミミー星人とかね。毎回、練られた脚本だったんだよ」
と説明。
 以前、Mさんとの会話で松本人志がテレビ番組『人志松本の○○な話』で、好きなものの話としてウルトラセブンの「メトロン星人」の回が好きだと紹介していたと話していたことを踏まえている。
メトロン星人
四畳半のアパートでちゃぶ台をはさんで座るメトロン星人(右)とモロボシ・ダン(ウルトラセブン)
 メトロン星人が出てくる『ウルトラセブン』の第8話「狙われた街」と、『ウルトラマンマックス』第24話「狙われない街」の演出(監督)は実相寺昭雄が担当。

 また、アニメ『ふしぎの海のナディア』では、古代アトランティス人はM78星雲から飛来した宇宙人というウルトラマンを意識した設定がある。

Wiki「ウルトラセブン」によると
 登場する様々な異星人は後々の商品化を考慮して、なるべく子供たちに受けそうなデザイン(不気味で怪物的なもの、または体の一部が不条理な形状をしたもの)であることが望ましい。しかしデザインを担当した成田亨は必ずしもそうしたコンセプトに沿ったものばかりを作り上げた訳ではなかった。

 予算的な都合もあったのだろうが、全身スーツ(ぬいぐるみ)ではなく、頭にかぶるマスクと衣裳だけを設定した簡易なものもいくつか存在する(カナン星人、シャドー星人、フック星人、シャプレー星人、ゴース星人など)。

 また、極めて動物的なデザイン、或いは特殊な形状であるが故に中に人間が入って演じることが困難なものは、ピアノ線による操作で表現される場合もあった(クール星人、ヴィラ星人、チブル星人、ポール星人)。その他、地球人類と全く同じ姿をした異星人(マゼラン星人、第四惑星人、サロメ星人)や、声だけで姿を現さない異星人(ミミー星人)など、最小限の経費で最大限の効果を産んだキャラクターもあった。

 こうした或る意味「二次展開」(おもちゃ販売)を無視した様なデザインおよび映像表現は逆にウルトラセブンの作品世界を豊かに広げる結果となり、宇宙からの侵略者を単に「悪い怪物」という枠に留めず、「知性ある文明人類」という高い次元にまで引き上げることに成功している。

参照:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%83%AB%E3%83%88%E3%83%A9%E3%82%BB%E3%83%96%E3%83%B3

Mさん話「メトロン星人~狙われない街~」「実相寺昭雄」につづく
http://costblog2.blog24.fc2.com/blog-entry-941.html

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関連記事:Mさん話「特撮話・仮面ライダー」
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Mさん話「特撮話・仮面ライダー2」
http://costblog2.blog24.fc2.com/blog-entry-440.html

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