コストブログ2 Mさん話「ジブリの後継者問題(後編)『アリエッティ』『ゲド戦記』」

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Mさん話「ジブリの後継者問題(後編)『アリエッティ』『ゲド戦記』」

Mさん話「ジブリの後継者問題」の続き。
http://cost-off.seesaa.net/article/199375068.html

Mさん話の記事は、このテンプレだと読みづらいので旧ブログにも同じ記事をアップしてます。こっちが読みやすい↓。
http://cost-off.seesaa.net/article/215438791.html


   Mさん話「ジブリの後継者問題(後編)『アリエッティ』『ゲド戦記』」

『アリエッティ』(『借りぐらしのアリエッティ』)は客が入ったから良かったけどさ、確か去年(2010年)の邦画一位になって。
 でも、映画の宣伝には『脚本:宮崎駿』って監督の名前より大きく出してたでしょ。
 新人監督の作品だと実績がないから、脚本でもなんでも宮崎さんの名前出しておかないと買い手がつかないから、宮崎さんの名前で箔つけて売り出したわけなんだよ」

 『借りぐらしのアリエッティ』は、米林宏昌監督、脚本は宮崎駿・丹羽圭子で、最終興収は92.5億円で2010年度興行収入邦画第1位。

「確かに、テレビCMだけ観ると監督の名前よりも脚本の宮崎監督の名前が前に出てて、あたかも宮崎監督の新作のような印象を受けましたよw
 NHKで放送した『アリエッティ』の制作ドキュメンタリー(『ジブリ 創作のヒミツ 宮崎駿と新人監督 葛藤の400日』)では、宮崎監督と新人監督の関係に焦点を当てて、制作発表の記者会見で鈴木敏夫プロデューサーは記者の
『米林監督は優秀なんですか?』
って質問に
『米林監督は、アニメーターとしては優秀。ジブリで一番だといっていい。ただ、監督としては未知数です』
とはっきり言ってましたけど、アニメーターとして優秀=監督として優秀とは言えない。優秀かどうかはやってみないとわからないってニュアンスなのか、ちょっと歯切れが悪い会見でした。
 あの質問も裏返せば『なんで宮崎監督が撮らないんですか?そっちのほうがいいでしょう?』って意味だったんですね」

「アニメーターの全員が監督業をできるわけじゃないからね」


「ドキュメンタリーの中で宮崎監督は、密着カメラに
 『ほんとは口も出したいし、手も出したい。でも、それをやってしまうと駄目だから。
 絵コンテも見ません。見ると全部直してしまうから見ないようにしている。必死に口を出したい気持ちを抑えている。
 こんなにも我慢することがつらいものだとは思わなかった』
ということを話してて後継者を育てる苦悩を取り上げてまして、一方、米林監督のほうは、『アリエッティ』の制作が遅れているから正月も二日休んだだけで仕事してて、その上初監督のプレッシャーでストレス性湿疹が出て、
 そこへ場面飛びのシーンが見つかったので慌ててつなぐシーン描いてて、ナレーションで監督には全ての判断と責任が来るみたいな説明がありましたよ」

 先日、レンタルで『アリエッティ』を観てそのシーンを確認したら、けっこう序盤の狩りに出かける場面の縄はしごを登るシーンで、縄はしごを登り出した次のシーンでもう登りきって立っているため場面飛びになっているということだったw

「それは監督のミスだよ。でも、必ずしもつなぐシーンを描かなくても時間経過のコマを1ショット入れればいいんだよ。
 新たにシーンを描く余裕がない時にはそういうテクニックを使うんだよ」
「あー、なるほど」
「画面を振って背景でも1ショット入れてたら時間経過になって、その間に登りきって立ってたってことにつながるから。観客もそう理解してくれるよ」
「そうですよね。毎回、ここ場面が飛んでるからって新しく描いてたら終わらないですよね。そういう点が、アニメーターと監督業の違いなんですね」

「アニメーターは任されたシーンを描くけど、監督は作品全体を絵コンテから編集まで全部できないといけないから、全部のアニメーターが監督業できるなら宮崎さんも後継者で悩まないよw
 昔のアニメーターは、メカも人(人物キャラ)も背景も描けて設定まで全部できて当たり前だったんだよ。というか、アニメーターは全部できる人でないとなれなかった。宮崎さんはメカも人も設定も全部できるし、そういう人は当然監督もできるんだよ。
 でも、今のアニメーターは分業制で、メカを描く人はメカだけ、キャラを描く人はキャラだけだから、アニメーターだからってアニメ監督ができるかというとそうじゃない」

「あー、アニメーターやってれば監督も自然にできるようになるもんだと思ってました。
 以前、『ポニョ』(『崖の上のポニョ』)の制作ドキュメンタリーで宮崎監督は、ジブリのスタッフの原画をチェックして怒って
 『なんでこんなのを出すんですか?君とは仕事したくないです。今日は帰ってください』
 って言ってたのに、『アリエッティ』のドキュメンタリーの中では、わざわざスタッフの前で『僕は絵コンテは見てませんから(笑)』って言ってたんで、やっぱり自分が監督する作品とは違うんだなって思いましたよ」

「それはたぶん、スタッフが絵コンテの意図を理解してない原画を描いたんだよ。
 動画じゃなくて原画だから、『絵コンテの意図をわかってないのに原画を描くなんて10年早いよ』って思ったんじゃないかな、宮崎さんはなかなか厳しいからねw」
Mさんの説明では、動画を担当してうまくなったら原画を担当するので原画のほうが責任が大きいらしい。

参照:Wiki「借りぐらしのアリエッティ」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%80%9F%E3%82%8A%E3%81%90%E3%82%89%E3%81%97%E3%81%AE%E3%82%A2%E3%83%AA%E3%82%A8%E3%83%83%E3%83%86%E3%82%A3


『ゲド戦記』も宮崎監督じゃなくて新人の監督ですよね。公開中に電車の中でOLが
 『主人公が受身でつまらない』
 『え、そうなの?でも宮崎監督じゃないの?』
 『ううん、宮崎監督だけど宮崎駿じゃなくて息子だって』
 って会話してて、ネットみたら元々『ゲド戦記』の原作者(アーシュラ・K・ル=グウィン)が宮崎監督にオファーしたら断られて、その上、完成品観たらがっかりしたとか散々な評判聞いたんで未だに観てないですね」

 先日、『ゲド戦記』テレビで『海がきこえる』と抱き合わせのような感じで地上波でゴールデンタイムに放送されて観たが、他のジブリ作品と比べるとことのほかひどかった・・。

「あれは宮崎さんが断ったから監督が宙に浮いて、誰もやり手がいなかったんだよ。
 で、宮崎吾郎君がやるってことになったんだけど、アニメーター出身ってわけじゃないからね。宮崎さんも監督断った手前あまり口出さなかったんじゃないかな」

 Wiki『ゲド戦記(映画)』によると
「1980年代初めごろ、宮崎駿は『アースシー』(ゲド戦記)のアニメ化を打診した。しかし原作者のル=グウィンは宮崎作品どころかアニメ全般に触れたことがなく、これをことわっている。数年後『となりのトトロ』を見たル=グウィンは再考し、『アースシー』を映像化するなら宮崎駿に任せたいと思うようになった。

 2003年頃、ル=グウィンは『ゲド戦記』の訳者清水真砂子を通して、「となりのトトロ」などの宮崎作品に対し「ジブリ作品は、私の作品の方向性と同じ」と気に入ったとジブリへ正式にアニメ映画化許可のオファーを出した。「監督は宮崎駿に」との要望だったが、宮崎駿は『ハウルの動く城』を製作中だったこと、および「これまでの自分の作品で既に『ゲド戦記』の要素を取り入れて作ってきたから、今更できない」として、監督を断った。

 しかし、本作をジブリで映画化したかったプロデューサーの鈴木敏夫は、他のアニメスタッフではなく、当時ジブリ美術館の館長だった息子の宮崎吾朗を監督に起用することを画策した。発表当時のインタビューでは、「前提としてジブリの今後を考え、当の鈴木を含め駿や高畑勲が高齢であるため」と述べ、後継を慮ったもの、またジブリ美術館の制作時の手腕を見ての起用だったとしている。
 
 原作者のル=グウィンはアニメ版『ゲド戦記』の試写会後、吾朗に感想を問われ
「私の本ではない。吾朗の映画だ」と述べた。その後、この発言を吾朗が無断でブログに紹介したことや、日本人ファンからのメールなどを受けて、映画に対する感想を公式に発表する。ル=グウィンはこのコメントの中で、
「絵は美しいが、急ごしらえで、『となりのトトロ』のような繊細さや『千と千尋の神隠し』のような力強い豊かなディテールがない」「物語のつじつまが合わない」「登場人物の行動が伴わないため、生と死、世界の均衡といった原作のメッセージが説教くさく感じる」などと記した。
 また、原作にはない、王子が父を殺すエピソードについても、「動機がなく、きまぐれ。人間の影の部分は魔法の剣で振り払えるようなものではない」と強い違和感を表明している」とあった。

Wiki「ゲド戦記 (映画)」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B2%E3%83%89%E6%88%A6%E8%A8%98_%28%E6%98%A0%E7%94%BB%29

「テレビの特番ならともかく、映画は興行で客が入るかどうかは博打(バクチ)の要素もあるから買い手の小屋の主(映画館の経営者)も必死なんだよ。
 映画のプレゼン(映画館経営者への作品説明会)で、
 『この映画は○○監督作品で、こういう展開で結末はこうなってターゲットは親子連れを狙っています』
とか内容を説明しても、はじめの○○監督作品ってところまでしか聞いてないもん。
 その後は下向いて電卓出して、監督の実績から予測できる入場者数の計算やって後の内容の説明なんか聞いてないものw

 監督の過去作品の実績(観客動員数)の資料見ながらずっと電卓叩いて、 
 『1日平均これぐらいの入場者数で、ジュースやポップコーンぐらいは買うからその売り上げがこれぐらいで、大体荒利がこれぐらいは見込める』
ってもう計算に必死だもん。作品の出来なんか二の次だよw
 それぐらい監督の名前、ネームバリューは重要で、買い手の小屋の主はそこで買うかどうかを判断してるんだよ。


 小屋にしたら当たる作品を上映するかどうかに生活かかってるからさ、何年かに一度の宮崎さんの映画が公開されて息つないだ小屋は多いはずだよ。『今年はジブリの宮崎監督作品が公開されるから、この夏は従業員にボーナス出せるな』とかね。
 地方の一つのスクリーンでやってる小屋だと特にそうだよ。シネコンみたいにハズレの作品買ってもそれは小さいスクリーンにして、大きいスクリーンで当たりの作品を上映すればいいってわけじゃないからさ、同時期に当たりそうな映画が2本公開されたらどっちを買うかで明暗がわかれるわけじゃない。
 客の入らない作品を買って、ライバルの小屋がヒット作品を買ったら従業員から『ここの社長は駄目だ。見る目がない』ってなるし、当然経営にも直結するじゃない。
 今は大手以外は単館の小屋なんて経営が大変だから、プレゼンの説明会に来てもみんな電卓持参でずっと必死に売り上げの計算ばっかりしてるよw」

「実績と言ってもスポーツ選手みたいに同じことやってるわけじゃないから、作品も別だからそれはどうしたって実績通りにはいかないでしょう」

「でも、観客も監督の名前見て映画館に行く人は多いからね、やっぱり。ハリウッド映画だってCMに監督名でっかく出すじゃない。
 確実に客が入る宮崎作品はやっぱり生命線なんだよ。実際、ジブリで宮崎さんや高畑さん以外で若手の名前なんて一般の人には知られてないと思うよ。だから、『アリエッティ』はあれだけ客が入ったから関係者はホッとしてると思うよ」
「テレビやグッズ展開とか宣伝もすごかったですけどねw」

Mさん話「爆発職人のアニメーター」につづく
http://costblog2.blog24.fc2.com/blog-entry-70.html
http://cost-off.seesaa.net/article/215623118.html

~~~~~
関連記事:Mさん話「宮崎監督作品」
http://cost-off.seesaa.net/article/103052906.html
Mさん話「タイガーマスクのミスターX~中間管理職の哀愁~」
http://costblog2.blog24.fc2.com/blog-entry-787.html

『2010年映画興行収入ランキング』
http://cost-off.seesaa.net/article/184955148.html
Mさん話「映画とディレクターズカット」
http://cost-off.seesaa.net/article/98197272.html
K合さん話「ジブリの美術監督」&『海がきこえる』
http://cost-off.seesaa.net/article/159056951.html
まとめて読む→アニメ業界話・作品話(Mさん話)カテゴリー(コストブログ)
http://cost-off.seesaa.net/category/8611452-1.html
アニメ業界話・作品話(Mさん話)カテゴリー(コストブログ2)
http://costblog2.blog24.fc2.com/blog-category-5.html
<Mさん関連記事一覧>
・Mさん話「アニメーターと演出」
http://cost-off.seesaa.net/article/104815245.html
・Mさん話「映画の文法、表現の方程式」
http://cost-off.seesaa.net/article/103435242.html
・Mさん話「映画とディレクターズカット」
http://cost-off.seesaa.net/article/98197272.html
・Mさん話「江頭2:50とお笑い」
http://cost-off.seesaa.net/article/97482630.html

・Mさん話「原作付きアニメ化」
http://cost-off.seesaa.net/article/100823059.html
・Mさん話「演出と脚本」
http://cost-off.seesaa.net/article/97360336.html
・Mさん話「才能�」
http://cost-off.seesaa.net/article/100309680.html

・Mさん話「宮崎監督作品」
http://cost-off.seesaa.net/article/103052906.html
・Mさん話「宝島」
http://cost-off.seesaa.net/article/106218441.html
・Mさん話「緑ルパン」
http://cost-off.seesaa.net/article/106965438.html

・Mさん話「作監」「茄子 アンダルシアの夏」
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・Mさん話「高畑監督」
http://cost-off.seesaa.net/article/108836115.html
・Mさん話「絵コンテ」
http://cost-off.seesaa.net/article/110040206.html

・Mさん話「ガンダムとエヴァ�」
http://cost-off.seesaa.net/article/112749838.html
・Mさん話「ガンダムとエヴァ�スポンサー」
http://cost-off.seesaa.net/article/113010701.html
・Mさん話「ガンダムとエヴァ�続・スポンサー」
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・Mさん話「ガンダムとエヴァ�音楽と切り貼り」
http://cost-off.seesaa.net/article/114118669.html
・Mさん話「ガンダムとエヴァ�モチベーション」
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・Mさん話「視聴率・壱」
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・Mさん話「視聴率・弐」
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・Mさん話「視聴率・肆(四)」
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・Mさん話「DVD化前編」
http://cost-off.seesaa.net/article/119673798.html
・Mさん話「DVD化後編」
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・Mさん話「DAICON4(庵野監督)」
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・Mさん話「映画談義」
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・Mさん話「映画談義2・ヤッターマン」
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・Mさん話「映画談義3・ゲゲゲの鬼太郎」
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・Mさん話「最近の打ち合わせ事情」
http://cost-off.seesaa.net/article/124937613.html
・Mさん話「演出の役割1」
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・アニメーターのギャラ(Mさん話5)修正版
http://cost-off.seesaa.net/article/96287580.html

「ガンダム創世」大和田秀樹著
http://cost-off.seesaa.net/article/116268683.html
アメリカンな実写版ガンダム・ケツ顎シャア「GUNDAM 0079 The War For Earth」
http://cost-off.seesaa.net/article/148768078.html

『秋葉の偶然(Mさん夫妻)』
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実写版「ヤッターマン」
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「ガンダムAGE・・」
http://costblog2.blog24.fc2.com/blog-entry-161.html

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コメント

Randalさん、コメントありがとうございます。
>移転 コメントはこっちで大丈夫です。
ただ、このブログの今のテンプレは1行の文字数が少なかったり、文字の色がデフォが青色で読みづらいので、旧ブログにもMさん話だけはアップすることにしました。

>ジブリのいいお客さん
確かにいいお客さんだと思います^^
僕は映画館で観るってのは、やっぱり移動も含めて休日に半日がかりのイベントだし、
レンタルの数倍の料金なので、展開の読めない非日常の内容を求めてしまいますねー。

>薄暗い劇場で観るとなんとも味わいがある
あー、そういう効果を見越して画面を作っていたんですか(驚)
僕は真夏の真昼間の明るい部屋で観てしまってました^^;

>説教臭さ
あそこは急にドキっとしましたが、説教だったんですね。
今気づきました^^;

>ゲド戦記
監督就任の話はWikiから長く引用しましたが、まさか美術館の館長だったとはほんと驚きました。

>映画館経営者へのプレゼン
電卓はみんな持参してくるそうですw
話を聞いてて、経営ってほんとリアルなんだなあって思いましたw

>劇場版∀ガンダム
うっそ、マジですか。確かにあれはただのテレビ版の再編集だけでしたが、
そんなに客の入り悪かったんですか。確かに短かったのは覚えてますが、
∀ガンダムは本編が「ガンダムでおとぎ話」というテーマのせいか、
話の進展が遅い、シドミードのホワイトドールのデザインが・・という内容以外に
(今観るといい内容なんですが、MS戦はターンXが出るまでは印象が薄い)
テレビ放送もフジテレビなのに全国ネットでなかったり(半分ぐらい)
最終回あたりが特番とかで日時をずらされてテレビで観れなかった人が多いと
扱いが悪かったんですよ、確か。
にしても、そんなに客の入りが良くなかったとは。
それがダブルオーガンダムの劇場版が映画館の少なさにつながったのかもしれないですね。
同じガンダムってことで^^;

こんばんは。今回も楽しく読ませていただきました。あと、遅くなりましたが、ブログのお引越しおめでとうございます。新旧どちらのブログにリンクを張るか迷ったのですが、私は新ブログをチェックさせていただいているので、新ブログをご紹介させていただきます。

「借りぐらしのアリエッティ」と「ゲド戦記」ですが、私は両作品とも劇場で観ました。前回、「“ジブリブランド”などではなく“宮崎駿ブランド”なのだ」と言いましたが、なんだかんだ言って「とりあえず劇場で観ておくか」といそいそと出掛けるあたり、私はジブリにとって“いいお客さん”なのかもしれません(笑)。

「ゲド戦記」のひどさについては、コストさんの記事に詳しく書いてありますし、私は基本的に「つまらない映画をいちいちこきおろすより、面白い映画を探して褒めるほうが好き」なので、あえて触れません(この言い方もどうかと思いますがw)。

なので、「アリエッティ」について書きたいと思います。先日の記事でコストさんは

>ただ、宮崎監督作品の「もののけ姫」とか「千と千尋の神隠し」と比べると、コンパクトというかスケールが小さく、壮大なテーマがあるというわけではない。なにより、内容が床下の小人の話なので先の展開がまったく読めないとか、迫ってくるような迫力あるシーンってのがなかった。悪くはないのだが、テレビでやっていたらまた観るかというとう~んである。

とお書きになっていましたが、私はむしろ、ド派手なアクションシーンがあるわけでもなく、声高にテーマを叫ぶわけでもなく、コンパクトなスケールの小さな佳作であるこの映画が好きだったりするんです。コストさんはDVDをレンタルしてご覧になったそうですが、この“薄暗い床下を描いたお話”は、薄暗い劇場で観るとなんとも愛しい味わいがあるのです。

ただし、不満もあります。それはところどころに脚本を担当した宮崎駿の“説教臭さ”が出てしまうところです。例えば、それまでなんとかしてアリエッティの気を引こうとしていた翔が、彼女と会話を交わしたとたん、突然上から目線で「君たちは、滅び行く種族なんだよ」などと暴言を吐くシーン。人間ゆえの無神経さや無意識の傲慢さを表現したかったのでしょうが、それまでの翔の態度からするとなんとも不自然で作為を感じてしまう。

小人の危うく儚い運命は、そんな直接的で説教臭いセリフがなくとも十分感じ取れるのだから、翔とアリエッティの関係は純粋な“ボーイ・ミーツ・ガール”のお話として描いたほうが素直に感情移入できたでしょう。米林宏昌監督がご自分で脚本を書いていたらどうだったかな、と思うところです。

さて話は変わりますが、買い手の小屋の主(映画館経営者)へのプレゼンの話はなかなか衝撃的でした。電卓叩いて…のくだりは、そこまでシビアなんだなあとあらためて思い知るとともに、2001年7月20日より343スクリーンで公開された「千と千尋の神隠し」が驚異的な大ヒットで2002年以降もロングランして興収304億円を記録し、館主たちがホクホクだった一方、2002年2月9日より40スクリーンで公開された「劇場版∀ガンダムⅠ-地球光-/Ⅱ-月光蝶-」がわずか興収0.5億円、2週間で打ち切りという壊滅的惨敗を喫して、「ガンダムなんて二度とかけるか!」と館主たちが激怒したという話を思い出しました。まさに天国と地獄。そりゃ館主たちも必死になりますよね。

ただ、私のような映画ファンからすると、テレビで大量宣伝される映画ばっかりじゃつまらないのも事実。口こみで評判の佳作をミニシアターに観に行くのも楽しいので、そういう文化は残していきたいなあと思いますね。では、次回のお話を楽しみにしています。

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